本記事ではこんなお悩みを解決します。
「アメリカの洗濯機の使い方がわからない」 |
筆者である私がアメリカに来てまず徹底的に調べたのは、洗濯機の使い方です。
お気に入りの服が縮むのは嫌だし、お気に入りじゃなくても着れる服が減って行くのは嫌ですよね。
なので、色んな駐在妻さんの洗濯機の使い方に関するブログを読み漁りましたw。
結論からお伝えすると…
【乾燥機】温度は“Medium” モードは“Easy Care(Wrinkle, Perm, Delicates etc.)”
の設定で大丈夫だと思います。
我が家はこの設定で問題なく洗濯できています。むしろアメリカの洗濯機は大きいので 夫婦2人分であれば 週1回 約3時間で終わるので、日本で苦痛だった洗濯地獄から解放されました。
この記事を読めば、日本よりもずっと快適な洗濯ライフが送る第一歩を踏み出せるはずです。
アメリカの洗濯機の使い方
上の写真は我が家の洗濯機です。
写真だと伝わりにくいですがBIGです。大人2人暮らし、週1回の洗濯でOKです。
英単語
洗濯機:Washer(ウォッシャー) or Washing Machine(ウォッシングマシーン)
ドラム式:Front Load Washers(フロントロードウォッシャー)
縦型洗濯機:Top Load Washers(トップロードウォッシャー)
基本は以下3ステップで設定していきます。
- 洗濯の量(LOAD SIZE)を選択
- 水温(TEMPERATURE)の選択
- 洗濯モード(WASHER CYCLE)の選択
① 【アメリカの洗濯機】洗濯の量(LOAD SIZE)
洗濯の量(LOAD SIZA)は以下を参考にしてください。
縦型洗濯機(Top load)の目安
我が家の洗濯機に付いている選択の量の図です。もし洗濯機にこのような図があったら参考にしてみてください。
ドラム式(Front load)の目安
画像はP&Gさんからお借りしました。
出展:How Do I Know My Load Size for My Washing Machine?
洗濯の量((LOAD SIZE)の注意点
「アメリカの洗濯機だから大丈夫だろう」と過大評価しすぎて、洗濯物をつめすぎないようにしましょう。
目一杯詰めすぎると、洗濯機内のスペースがなくなりしっかり汚れが落ちなくなります。
適正量を見分ける方法
ドラム式のLOAD SIZEが適正か否かは簡単に見分けられます。
洗濯機に手を突っ込んで下さい。手が服と洗濯機上壁にフィットしたらLOAD SIZEは適正です!
お水と電気代の節約にも繋がるので、LOAD SIZEの設定はお忘れなく!
② 【アメリカの洗濯機】水の温度(TEMPERATURE)
次は水の温度(TEMPERATURE)です。
一昔前まで “洗濯は高温水が良い” とされていましたが、昨今よく使われている布/素材には逆効果です!
色褪せ、伸び、縮みを防ぐためにも適正な水の温度を選びましょう。
- Cold Water
色物やデリケート素材にピッタリの水温です。
Cold Waterで洗えば基本的に洗濯可能な素材の服は傷まないみたいです。
それに水を温める必要がないので公共料金の節約にも繋がります。ジムで着た洋服の汗の匂いは落ちない傾向です。 - Warm Water
合成繊維、色付き柄物の素材の服にピッタリの温度です。
色/柄物の洋服の油や染みなどの汚れを落としたい時に使ってみて下さい。 - Hot Water
下着や靴下、ベッドシーツetc. 人間の肌に身近な物によく使われている綿素材に良いの温度です。
またHot Waterはひどくこびり付いた汚れに最も最適な温度です。
現場仕事で履いていたズボンの汚れ、子供が遊んだ後の汚れた服etc. 色褪せよりも清潔さが大事!との事でしたらHot Waterが一番オススメです。
すすぎ用の水温は基本的にColdで設定されています。
もし自分で選ぶタイプだったらColdを選択してください。
すすぎ用なので高温である必要はないです。電気ガス代の節約にも繋がります。
③ 【アメリカの洗濯機】洗濯モード(WASHER CYCLE)
ベストな状態で洗濯を終わらす為にも洗濯モードの選択も重要です。
我が家の洗濯機のモードは3つ。
と言っても、洗濯機の種類も違えば表記も違うので、アメリカの洗濯機のモード表記(英語)と用途をまとめました。
- Delicate / Hand Wash / Wool
このモードは、日本でいう“おしゃれ着モード”です。
レースやシルク、女性用下着類などデリケートでもろい素材の洗濯に向いています。
基本的に回転スピードが遅く、洗濯時間も他のモードより短いので洋服が伸びたり、縮んだりするのを防いでくれます。【注意】
いくらオシャレ着モードとは云え、アメリカなのでパワーあります。
アメリカのオシャレ着・下着類向けの仕様で作られているので、日本で買った服は負けます(笑)
私は日本で買った下着を洗濯した時、型崩れと生地が弱りました。
日本で買った下着やオシャレ着は手洗いの方がベターかもしれないです。
(私はあまり気にしないでの今も普通にこのモードで洗濯しちゃてますが♪) - Rapid Wash / Speed Wash
日常生活ではあまり使わないモードです。
例えば、「試合でユニフォーを使うのに洗うの忘れてた。今すぐ必要なのに!」と言った状況の時にしか使わないですね(こんな状況には中々ならないかとw)。
洗濯時間が短く、脱水は回転スピードが早めで強めです。早く乾くことは間違い無いです。
すごく汚れている服やデリケート素材の洗濯には絶対向いていません! - Permanent Press / Wrinkle Control / Casual Clothes / Dark Colors
合成繊維、アイロン不要の衣類、色物の洗濯に向いているモードです。
個人的に日本の“標準モード”に一番近いモードだと思います。「PULSED」と「REGULAR」の違いは?
上写真を見てお気付きの方も多いかと思いますが…
我が家の洗濯機には“Casual”と“Dark Colors”2つモードがあります。
「えっ、なんで同じ用途のモードが2つあるの!?」
めちゃくちゃトリッキーw。よく見るとCasualの方には『Pulsed』、Dark Colorsには『Regular』と記載されています。Pulsedは少し汚れが目立つ・NormalやHeavy Dutyでは洗いたくない素材の時に使うモードらしいです。Pulseの意味は脈拍/脈を打つ/鼓動する/ビートを打つetc. なので汚れを落とす為に“叩き洗い?”の要素が含まれるモードなのではないかと(推測)。対象の洋服単品や少量で洗濯する事が推奨されています。なので普通の洗濯だったらDark ColorsでOKです。 - Normal
綿素材、合成繊維の洗濯に向いているモードです。
上記モードとの主な違いは“荒々しい”点です。
洗い→すすぎ→脱水が高速回転で行われる為、シワになる可能性が高いです。 - Heavy Duty
タオルやジーンズetc. 丈夫な素材の洗濯に向いているモードです。
ヒドイ汚れ(泥、オイルetc.)の洗濯をしたい時にも向いています。
“洗い”の時間が通常より長めで高速回転で行われます。
また“脱水”も高速回転で強めです。 - Bulky
家庭用の洗濯機ではあまり見かけないモードです(コインランドリーとかにはあるのかな??)。
毛布、掛け布団、絨毯、まくらetc.を洗いたい時にはこのモードを選択してください。 - Sheets
名前の通り、シーツや大きめの布の洗濯に使うモードです。
このモードを使えば、洗濯中にシーツが洗濯機内でもつれたり、球状に固まったりする事から解放されます。我が家はこのモードが無いので、Dark Colorで洗っちゃってますが、やっぱり洗濯機開けた時にいつも球状に固まってますw - Whites
白色の洗濯をする時には使います。
このモードを使えば、絶妙なタイミングで漂白剤を自動で投入してくれます。 - Steam
最新型洗濯機に搭載されているモードです。
シワを取るためのモードです。汚れを落としたり、“洗う”というモードでは無いのでご注意を!アイロン代わりにみたいな感じですかね。
私は使ったことがないので、誰か使った事がある方教えてください。 - Rinse and Spin
日本でいう「すすぎ→脱水」です。 - Soil Level
アメリカには、“汚れレベル”を設定できる洗濯機もあります。
レベルに合わせて洗いの時間が変わります。Low Soil(汚れ低)を選べば、洗い時間は短くなります。High Soilは洗い時間が長くなります。 - Spin Speed
脱水スピードが選べる洗濯機をお使いのあなたはラッキーです!ぜひ活用してください。オシャレ着や下着類にはLower Spin Speed(スピード低)を選んで、シワを防ぎましょう。洗濯物を早く乾かしたい時はHigher Spin Speed(スピード高)を選んでください。
アメリカの洗濯剤について
日本もアメリカも洗剤の種類が多くて、毎回買う時悩んじゃいますよね。
初めてアメリカで生活される方にとって最初何を買って良いか分からないと思うので、一番無難な洗剤を紹介します。
英単語
洗濯洗剤:Laundry Detergent (ランドリー デタージェント)
柔軟剤:Softner (ソフナー), Fabric Softner (ファブリック ソフナー)
※「ト」は発音しません
漂白剤:Bleach (ブリーチ), Laundry Bleach (ランドリー ブリーチ)
アメリカの無難な洗濯剤「Tide(タイド)」
アメリカでも一番馴染み深い洗剤です。
最初に何を買って良いか分からない時は、写真と同じ洗濯剤を買えば安パイです。
スーパーやドラッグストアなど基本的にはどこでも売ってます。
ちなみに色んな香りがあります。
アメリカ人は香りが大好きなので、香りも強めです。
ダウニーの香りは日本人にも馴染みがある香りなのでオススメです。
▼乾燥機の使い方はこちら▼