こんにちは!
ノンフライヤーを週1以上使ったら、月の電気代が$20~$30上がってしまったCENAです。
本記事では、こんなお悩みを解決します。
「ノンフライヤーの電気代が知りたい」 |
筆者である私は、週1~3でノンフライヤーを使っています。メーカーは『Cosori』で、4~5人用の大きいサイズです。
現在アメリカ在住なのでアメリカの電気代が基準になります(アメリカの電気代は高いこと前提です)が、月の電気料金が$20~$30上がりました。
ノンフライヤーの威力にビックリしています。
「日本はどうなのかな〜?」と疑問に思ったので、
今回は日本でも流行中のノンフライヤーの電気代について調べてみました。
- ノンフライヤーの電気代が高くなる理由3つ
- メーカー別の消費電力・電気代
- 料理別の電気使用量・電気代
- 電気代の計算方法
- ノンフライヤーの電気代の節約方法2選
結論から申し上げますと…
※1日30分、30日間使い続けた場合の計算です
詳細を知りたい方は、以下で飛ばしながら必要な部分だけ読んでください。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ノンフライヤーの電気代が、高くなる理由3つ
ノンフライヤーの電気代が、高くなる理由は3つあります。
- 調理時間が長い
調理時間が長いと、その分電気使用量が多くなるので電気代を浪費します。 - 製造年度が新しい
新しいモデルだと、新機能を備えている分電気代を浪費します。 - サイズが大きい
一般的に容量の大きいノンフライヤーの方が電気代を浪費します。
電気代が高くなるといっても、大差がつくわけではないので気にしすぎなくてもいいと思います。
気になる方は、小さいサイズを選ぶ・消費電力が低いメーカーを選ぶ・調理時間が短い料理のみでノンフライヤーを使うetc. して工夫すれば、電気代の浪費を防げるでしょう。
ノンフライヤーのメーカー別、消費電力・電気代
ここでは各社のノンフライヤーの1ヶ月分電気代をシミュレーションしました。
【条件】 |
メーカー名 | 消費電力 | 電気使用量 / 月 | 電気料金 / 月 |
---|---|---|---|
フィリップス | 1,425 W | 21.3 kWh | 414 円 |
カラーラ | 1,230 W | 18.4 kWh | 358 円 |
ティファール | 1,150 W | 17.2 kWh | 334 円 |
わがんせ | 1,200 W | 18.0 kWh | 350 円 |
ROOMMATE | 1,300 W | 19.5 kWh | 379 円 |
オオトモ | 1,230 W | 18.4 kWh | 358 円 |
アイリスオオヤマ | 1,430 W | 21.4 kWh | 416 円 |
オンライン生活 | 1,400 W | 21.0 kWh | 408 円 |
Innsky | 1,230 W | 18.4 kWh | 358 円 |
Rollibot | 1,000 W | 15.0 kWh | 291 円 |
※電気使用量 / 月 = (消費電力(W) ÷ 1,000) × (30分 × 30日間)
※電気料金 / 月 = 電気使用量 / 月 × 19.43円
1ヶ月間毎日ノンフライヤーを使い続けても、月の電気代は高くならないことが明確になりました。
毎日、ノンフライヤーを使うことは滅多にないと思うので、月の電気代はシミュレーションよりも安くなるでしょう。
ノンフライヤーの料理別、電気使用量・電気代
ここでは フィリップスの消費電力 1,425W を参考に、料理別(調理時間別)の電気使用量・電気代を算出しました。
よく作るノンフライヤー料理は電気代がどのくらいかかかっているか気になる方は、ぜひ参考にしてください。
料理名 | 調理時間 | 電気使用量 | 電気代 |
---|---|---|---|
唐揚げ | 13分 | 0.29 kWh | 5.8 円 |
ポテトチップ | 25分 | 0.59 kWh | 11.5 円 |
天ぷら | 11分 | 0.26 kWh | 5.0 円 |
とんかつ | 14分 | 0.33 kWh | 6.4 円 |
コロッケ | 9分 | 0.21 kWh | 4.1 円 |
焼き芋 | 15分 | 0.25 kWh | 4.8 円 |
ローストビーフ | 20分 | 0.33 kWh | 6.5 円 |
焼豚 | 60分 | 1.42 kWh | 27.7 円 |
※東京電力 第1段階料金単価(19.43円)を使用
この金額をどう捉えるかは個々によって違いますが、私個人的には誤差レベルです。
むしろこの電気代だけでヘルシーで手間がかからない調理ができるなら、だいぶコスパがいいと思います♪
ノンフライヤー電気代の計算方法
月々の電気代は以下5項目で決まります。
- 基本料金(最低料金)
- 電気代(電力量料金 × 電力使用量(h))
- 燃料費調整額
原油、石炭、液化天然ガスといった、発電に必要な化石燃料の価格変動に応じて各家庭が負担する費用です。 - 再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギーの買取に要した費用です。太陽光、水力、風力、地熱、バイオマスの5種類の再生可能エネルギーによって発電された電気を電力会社が買取するときに要した費用は、電気の利用者が使用量に応じて負担することになっています。 - 口座振替割引額(口座振替での支払いの場合のみ)
ノンフライヤーの使用量分の料金は ②電気代(電力量料金 × 電力使用量(h))に含まれるので、ここを深掘りしていきます。
電力量料金は使用量に応じて、3段階の料金単価が設定されている!
実際に使用した電気代は、電力使用量(h)に 1kWhあたりの単価となる電力量料金をかけて算出したものです。
この電力量料金は使用量に応じて3段階に金額が設定されており、電気使用量が増えるほど料金が上がっていく仕組みです。
以下は、東京電力のあるプラン料金を参考にしています。
単位 | 料金 | |
第1段階料金 (最初から120kWhまで) | 1 kWh | 19.43 円 |
第2段階料金 (120kWh超えから300kWh まで) | 1 kWh | 25.91 円 |
第3段階料金 (300kWhを超えた分) | 1 kWh | 29.93 円 |
◆ 1ヶ月の電気使用量が、300kWhの場合
(ややこしいので円未満は切り捨てしてます)
基本料金:842円
電力量料金(第1段階料金):19円 × 120kWh = 2,280円
電力量料金(第2段階料金):25円 × 180kWh = 4,500円
電力量料金(第3段階料金):29円 × 0kWh = 0円
燃料費調整額:1円 × 300kWh = 300円
再生可能エネルギー発電促進賦課金:1円 × 300 kWh = 300円
口座振替割引額(口座振替での支払いの場合のみ):- 54円
合計:8,168円
◆ 1ヶ月の電気使用量が、600kWhの場合
(ややこしいので円未満は切り捨てしてます)
基本料金:842円
電力量料金(第1段階料金):19円 × 120kWh = 2,280円
電力量料金(第2段階料金):25円 × 180kWh = 4,500円
電力量料金(第3段階料金):29円 × 300kWh = 8,700円
燃料費調整額:1円 × 300kWh = 300円
再生可能エネルギー発電促進賦課金:1円 × 300 kWh = 300円
口座振替割引額(口座振替での支払いの場合のみ):- 54円
合計:16,868円
300kWhを超えると、電気代がどんどん高くなります。
過去の電気使用量から、月々の平均電気使用量をざっくり算出して、ご自身の電気量料金単価はどの段階に当てはまるかを確認してみてください。
ノンフライヤー使用量分の料金を、より正確な電気代で算出できます。
ちなみに一般家庭(2人以上の世帯)の1ヶ月の一般的な電気使用量が約400kWhみたいです。
ノンフライヤーの電気代の節約方法2選
ノンフライヤーの電気代の節約方法は、2つあります。
- 使わないときは、コンセントを抜く
待機電力を消費しないで済むので、節電になります。 - 調理前に、予熱をする
加熱のムラを防ぎ、時間短縮にもなるので節約になります。
そんなに気にする必要はありませんが、
使用頻度が高く、電気代が爆上げしてしまっている方は、ノンフライヤーの電気代を節約を試みてもいいかもしれません。
いかがでしたか?
情報によっては、「ノンフライヤーは電気代が高い!」という情報もあります。
本記事で紹介したシミュレーションを見て、高いと思った人もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。
電気代を少し多く払うだけで『ヘルシーな食事』を作れるんです。さらに、ノンフライヤーでは調理時間の短縮もできます。こう考えてみるとかなりコスパがいいのではないでしょうか?