ダイビングを先延ばしにしているあなたへ
ダイビングするのにいくら位かかるか分かりませんよね。そんなこんなで先延ばしにされがちなダイビングですが、この記事を読んだ後のあなたは早速ショップを探して予約しちゃっているでしょう!
本記事では以下5項目について解説します。
- 体験ダイビングにかかる費用
- Cカード取得にかかる費用
- 機材購入にかかる費用
- ファンダイビングにかかる費用
- 支払いに関する注意点
本記事を書く私は西伊豆のダイビングスポット『大瀬崎』にてバイト・非常勤として約7年間の勤務経験があります。大体の相場〜見落としがちな料金項目などリアルな目線でアドバイスします!
体験ダイビングにかかる費用
体験ダイビング1本にかかる費用は10,000~20,000円です。
この金額差は場所、インストラクター数、参加人数の違いです。
都市型ショップは海に行くまでの交通費をプラスした料金設定にしているはずです。また少人数で安全重視で体験ダイビングを開催するショップも少し高めに料金設定されている場合が多いです。
【注意点】
8,000~9,000円と格安で体験ダイビングができるショップもあります。特にリゾート地で多いです。安いに越した事はないですが、料金に何が含まれているかを事前にしっかり確認する事をオススメします♪
料金に含まれる物
料金には体験ダイビングに必要なもの全てが含まれています。
- 講習料
- ガイド料
- タンク代
- 機材レンタル料金
- 保険料
料金に含まれない物
以下3項目は含まれていない所も多いので、少し多めに『体験ダイビング料金+2,000~4,000円』で予算立てれば安パイです。
- 施設使用料
- 駐車場料金
- 昼食代(お昼を挟む場合)
- 水中写真(無料の所もあります)
事前に費用を明確にしたい方は予約時に
「体験ダイビング料金以外でかかる費用はありますか?」と確認するとGOODです。
Cカード取得にかかる費用
最初のCカード『オープン・ウォーター・ダイバー』取得費用について解説します。
オープン・ウォーター・ダイバーになるための費用は50,000~80,000円です。
費用の違いは場所、参加人数、日帰り/宿泊です。
限定水域(水深5m以内)で行う講習をプールで行う都市型ショップはプール利用料金が含まれているでしょう。一方、浅場の波がない海で限定水域の講習行う現地型ショップはプール利用料金を含める必要はないですね。『日帰りコース』か『宿泊コース』だともちろん宿泊コースが高くなります。
Cカード取得費用の内訳
Cカード取得時にかかる費用は以下8項目です。
ショップが提示する金額にどこまで含まれるかを事前に確認できるとGOODです。
- 講習料金
知識開発の学科講習、基本スキル習得の限定水域講習&海洋実習の指導料です。 - 教材
知識開発の学科講習で使用するテキストやDVD購入料金です。 - 潜水費
海洋実習の時に、漁協に支払わなければならない費用です。日本のダイビングができる海は漁協に管理されている所が多いです。「管理手数料」「入海料」「潜水整理券」などの名目で請求されます。またダイビングポイントまでボートを使う場合はボート代も別途でかかります。 - 施設使用料
プールで講習を行う場合はプール利用料です。海に行った時は現地ショップの管理下にある施設に対する料金です。シャワー、トイレ、更衣室が使えます。 - ライセンス申請料
学科講習と海洋実習が終わり『合格!』となった時に支払うCカード発行申請料です。この申請料が別途請求ってショップは少なくないです。 - 機材レンタル料金or購入費
限定水域講習、海洋実習で使うダイビングに必要な機材のレンタル料金です。ショップによっては最初に機材全て(或いは一部)を購入させられる所もあるみたいです。 - 宿泊代
海洋実習は2日かけて行います。限定水域〜海洋実習まで一気に2泊3日で行うと体も心ものんびりしながらできます。全て日帰りのプランだと宿泊費は必要ないです。 - 食事代
講習中の昼食代は基本含まれません。現地ショップには食事処が併設されているのでそこで皆んなと食べれますが、プール講習や学科講習の時は自分で持参したり、途中コンビニに寄ってもらったり、外に食べに行ったりします。事前に「昼食食べるところはありますか?」「皆さん昼食はどうされていますか?」などと確認した方がGOODですね。
激安だからといって安易に価格重視でショップ選びをすると、後で痛い目見ます。「実は教材費、宿泊費、レンタル料金、ライセンス申請料は別途だった」なんてことはざらにあるのでご注意を!
機材購入にかかる費用
以下の基本ダイビング機材を一式揃えるのに15万〜80万円かかります。
- レギュレーター
- BCD
- ウェットスーツ
- マスク
- スノーケル
- フィン
- ブーツ
- グローブ
- ウェイトベルト
- ウェイト
- ダイブコンピューター
正直ピンキリですが、金額差が信じられないですよね。高くなる理由と安くなる理由を上げるとザッとこんな感じです。
- 有名ブランドは高いです
- 全て新品だと高いです
- ウェットスーツをフルオーダーすると高いです
- ウェットスーツに使う生地色を増やすと高いです
- ショップの押し売りに負けると高くなります
- セットで購入すると安いです
- 妥協できる機材を中古にすると安いです
- 既製品のウェットスーツを買えば安いです
- 良心的なショップに相談してよーく考えてから買うと安くなります
機材購入を考えるタイミング
最初から機材購入しない方がGOODです。
詳細はこちら>>【機材を事前購入しない方がいい理由】
機材購入を検討し始めるタイミングはこんな風になってからで全然OKです。
「ダイビングに完全にハマってきたな」
「ダイビングに来る頻度増えたな」
「レンタル代考えるとMy機材購入した方がいいな」
「ダイビングもっと上手くなりたいな」
一気に買わずにゆっくり自分に合う機材を揃えて行きましょう。
【例外】
Cカード取得時に軽機材3点セット(マスク、スノーケル、フィン)の事前購入が必須なショップもあります。3点セットくらいなら買ってもいいかな〜と思います。全機材の購入が必須条件のショップはかなり怪しいので疑った方がいいですよ。
ファンダイビングにかかる費用
ファンダイビングの基本である2ダイブ費用は9,000〜22,000円です。
ビーチダイブorボートダイブ、現地ショップor都市型ショップかで金額に大きな差が出ます。
ボートダイブだとボート代がかかるので高くなります。
どの海に行くか(遠い海だと高いです)や宿泊ツアーかでも料金は変わってきます。
都市型ショップの場合は海までの移動費もかかるので2ダイブで15,000~20,000円は普通にかかります。一方現地ショップだと直接ショップで待ち合わせなので2ガイドで9,000円〜と比較的お手頃な値段でダイビングできます。
都市型ショップor現地型ショップで迷った時はこちらの記事を参考にしてみてください。
料金に含まれるもの
- ガイド料金
- 施設使用料
- タンク代
- ウェイト代
- ボート代(含まれない所もあります)
料金に含まれない物
- 燃油代
- 機材レンタル代
- 昼食代
各ショップHPの料金表に料金には何が含まれるかが記載されているはずです。不明点がある時は恥ずかしがらずに直接ショップに確認しましょう。
支払いに関する注意点
支払いに関して以下2点に関して注意してください。
お金は多めに用意する
意外と料金に含まれていない物ってあるんですよ。「潜水整理券は別途です」「駐車場代は1台〜円です」なんてことは現地ショップを利用するとよくあります。事前に料金表をよく確認したら含まれてなくて当然なんですけどね…。足りない!なんて事にならないように多めにお金を用意しておくとGOODです。
クレジットカード利用可能か事前確認
高額な支払いはカードでしたい方も多いと思います。しかし、カード対応していないショップって意外とあるんです。カード払いしたい方は事前確認が必須です。
以上、よくある4パターンの費用内訳でした。
「このパターンの料金が知りたい!」などリクエストがありましたらコメントお待ちしてます。
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