ダイビングでコンタクトを使用する時の注意点と心得8つ【簡単に解説します】

スキューバダイビング

日常でコンタクトを使用しているダイバーの皆様へ

ダイビングするときに水中でコンタクトを使用できるか疑問に思ったことはありませんか?

結論からお伝えすると…

水中でもコンタクトは使用可能です!!!

ただし、“注意点”や“心得”もいくつかあるので、事前にある程度の知識を付けておいた方がベターです♪

 

本記事では以下8点について解説します。

  1. 視力が悪い人のダイビング方法
  2. 1day使い捨てのソフトコンタクトを使いましょう
  3. 水中でコンタクトもメガネも必要ない人とは
  4. コンタクトのメリット・デメリット
  5. コンタクトが向いていない人
  6. コンタクト使用者が習得すべきスキル
  7. コンタクト着用時も安心してダイビングを楽しむコツ
  8. 体験ダイビングでもコンタクト使用できる?

 

筆者である私は伊豆ダイビングショップで勤務経歴があります。

ガイド担当させて頂いたお客様の中にはコンタクトを使用される方もたくさんいました。当時を思い出しながら解説します。

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視力が悪い人のダイビング方法

視力が悪い人は以下2つの方法のいずれかでダイビングを楽しんでいます。

  1. 度付きレンズを購入 or レンタル
  2. コンタクト着用したままダイビング

コンタクトに慣れていない、あるいは日常生活でメガネを着用している人は度付きレンズの購入を選択する人が多いです。

逆に、日常生活でコンタクト着用し慣れている人は、水中でもコンタクトをしたままダイビングを楽しんでいます。

 

例外もあります。

度付きレンズは高価なので購入をためらう方ももちろんいらっしゃいます。なので、ダイビング時だけ【1dayの使い捨てコンタクトレンズ】を使用している方も少なくないです。

 

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ダイビングする時のおすすめコンタクト

ダイビングでは【1dayの使い捨てソフトコンタクト】を使用しましょう。そして、ダイビング後は必ず新しいコンタクトにするか、眼鏡に交換しましょう。

 

ハードコンタクトは、浮上時にレンズと角膜の間に気泡ができるため、目が痛い・かすむ・コンタクトが外れるetc. のトラブルの原因になります

コンタクトが水中で外れると、パニックにつながる可能性もあります。それに、ハードコンタクトは高価なので水中で失くすとダメージが大きいです。
※マスクに水が入った時も、目とレンズの間に水が入り、コンタクトが外れやすくなります。

また、海水がコンタクトに付着すると、海水にいる細菌も同時に付着します。

さらに、高圧環境下では微生物が思わぬ活動を始めることがあるため、そのままコンタクトを装着していると非常に不衛生です。角膜の損傷等につながる可能性があります。

 

以上の理由から、ダイビング時は安価で水中で失くしてもダメージが少な【1dayの使い捨てソフトコンタクト】をお勧めします。きちんと、定期的な眼科検診を受けて自分に支障のないコンタクトを選ぶようにしてくださいね♪

 

シリコーンハイドロゲルのコンタクトだと、尚いい!

1dayの使い捨てソフトコンタクトであれば十分ですが、【シリコーンハイドロゲル】のコンタクトを使えると尚いいです。

シリコーンハイドロゲルのコンタクトは、普通のコンタクトの2.5~6倍の酸素透過率を有しているので、目の違和感が起きにくいです。

また、ダイビング中は通常よりも身体の水分が不足状態になります=目も乾きやすくなります。

ハイドロゲルなら素材に大量の水分を含有できるので乾燥に強いです。少しでも目の乾きを解消するためにも、ハイドロゲルの素材をチョイスできるとGOODです。

 

ダイビングでコンタクトも眼鏡も必要ない人の特徴

視力が0.3~0.5、あるいは特定のタイミングだけメガネが必要な人(例:車の運転)は、ダイビング時にコンタクトも眼鏡も必要ありません。

陸上とくらべて水中では物が約1.3倍に見えて、距離も4分の3ほど近くに見えるからです。

 

私は視力が0.3で、車の運転の時だけ眼鏡をかけていますが、ダイビングは裸眼で楽しんでます。

マスクも度なしです。小さなウミウシはすこし探しにくいですが、全然はっきり見えますよ♪

 

ダイビングでコンタクトを使う、メリット・デメリット

水中でのコンタクト着用にはメリットもあればデメリットもあります。

「デメリットの方が気になってしょうがない」という方は、度付きレンズ購入を検討してみてもいいかもしれません。

 

メリット

  1. ダイビング前のメガネの外し忘れがない
  2. 海までの道のりの視野が広い=足元が良く見える
  3. 陸上でも快適に過ごせる
  4. 度付きマスクの購入が不要=費用抑えられる
  5. 通常のマスクのレンタルができる

 

デメリット

  1. 水中でコンタクトが外れる可能性がある
  2. 水中で何かあった時に対処できない
  3. コンタクトに慣れていない人は違和感からダイビングを楽しめない可能性ある
  4. 不衛生
  5. 医師の判断が必要な場合もある(例:角膜が弱い人)

 

ダイビングでコンタクトを、避けるべき人の特徴

水中でコンタクトの着用が向いていない人はこんな人です。

  • コンタクトに慣れていない人
    眼鏡しか使用したことがない人が、ダイビングの時だけコンタクトを使用するのは違和感が大きくなる可能性が高いです。コンタクトの違和感で、満足にダイビングを楽しめないし、気にし過ぎて他のことに注意が向かなくなる危険性があります。
  • コンタクトでダイビングが不安な人
    ダイビング時はちょっとした不安・ストレスも排除することが推奨されています。そもそもコンタクトでダイビングが不安な方は、使わない方がいいです。度付きレンズの購入 or レンタルをして安心できる状態でのダイビングがベターです。
  • 目の調子が悪い人
    水中でのコンタクト使用は不衛生です。角膜が弱い、充血気味etc. 何かしら目に不調がある方はコンタクトの使用を避けたほうがいいでしょう。
  • マスククリア、マスク脱着のスキルに不安感がある人
    マスククリア、マスク脱着はOW講習で練習するスキルですが、Cカード取得後に頻繁に使う人は多くないと思います。マスククリアはよく使うスキルかもしれませんが、スキルに不安があったり、マスクに水が入ってくること自体にストレスを感じる人はコンタクトの使用を控えた方がベターかもしれないです。
  • 水慣れしていない人
    “水慣れ”した状態がどんなものかを説明するのは難しいですが、少なくとも水がマスク内に入ってくることにストレスを感じる方はコンタクトはオススメしません。
  • 万が一コンタクトが外れた時にストレスがかかる人、落ち着いて対処できない人
    コンタクトダイバーでよく聞く話は「片目のコンタクトが外れた」です。両目共はずれるのは稀ですが、片目だけコンタクトが外れてしまうことは少なくないです。なので、万が一外れてしまってもストレスを感じる事なくダイビング続行できる人、落ち着いていられる人だったらコンタクト使用しても大丈夫です。

 

「上記の一つでも該当する方はコンタクトでダイビングしてはいけません!」といわれることはありません。

インストラクターもできる限りでサポートはしてくれるはずです。

しかし、コンタクト着用は100%自己責任の範囲です。常に安全第一でベストな状態でダイビングができる選択をするように心がけましょう。

 

度付きマスクを使いたい人は[ダイビングはメガネしててもできる?【結論:度付マスクを使います】]を参考にしてください。

 

ダイビング中にコンタクトを使用する人が習得すべきスキル

コンタクトを使う人は、マスク内の水を抜く【マスククリア】のスキルが特に重要になります。

水中ではマスクに水が入ってくることもあります。マスク内に水が溜まったままだと、眼にゴミが入ったり、コンタクトがずれる原因になります。

水中でマスクを外して、コンタクトをつけ直すのは不可能なのでマスククリアはしっかりできるように練習しましょう。

 

ちなみにインストラクターにあらかじめ伝えれば、コンタクトを使う人はOW講習時は目をつぶったままマスククリアの練習ができます。

もちろんファンダイビングの時も海水が目に入らないように目をつぶったままマスククリアをしましょう。

 

コンタクト着用時も、安心してダイビングを楽しむコツ

コンタクト着用時にストレスフリーで安心してダイビングを楽しむコツは【マスククリアの回数を減らす】ことです。

そもそもマスクに水が入らなければ、コンタクトがずれる・外れる可能性はぐんっと低くなります。

マスククリアの回数を0にすることは難しいかもしれませんが、回数を減らすための工夫4点を紹介します。ぜひ参考にしてみてください♪

  • マスクに髪の毛が入らないように徹底する
    マスク装着時に、マスク内に髪の毛が入らないように注意しましょう。髪の毛をつたってマスク内に水が入ってきます。装着後はバディ、またはインストラクターに確認してもらい、徹底的に髪の毛をマスクから排除しましょう。
  • マスクの曇り止めをしっかりする
    マスクが曇りやすいとマスククリアの回数が多くなります。事前にしっかりと曇り止めをする、曇らないような対策をするようにしましょう。
  • マスクのサイズを自分の顔ぴったりに合わせる
    マスクのサイズが合わないと、隙間から水が入ってくる原因になります。キツすぎてもNGですが、隙間ができないようにサイズ合わせは念入りに行いましょう。マスクのモデルによって自分の顔に合う・合わないがあるので、もし全然サイズが合わないようだったらマスクを変えてもらえるか尋ねてみてもいいかもしれません。
  • 口呼吸を徹底する
    水中で息を吐くときに、鼻から吐く人は少なくありません。鼻呼吸すると、マスク内に水が入って来やすくなります。また、鼻呼吸はマスクの曇りにもつながります。いいこと1つもないので、口呼吸を徹底しましょう。

 

体験ダイビングでもコンタクト使用できる?

体験ダイビングでもコンタクト使用可能です!

ダイビングショップによってはおすすめされない所もありますが、ほとんどのショップは大丈夫なはずです。

体験ダイビングでコンタクトを使う際の注意点は2点です。

  1. 必ずインストラクターにコンタクトを着用する旨を伝える
  2. 念のため替えのコンタクトを持参する(眼鏡でもOK)
    水中、またはシャワー浴びてる時にコンタクトをなくす可能性があります。必ず替えのコンタクトor眼鏡を持参するようにしましょう。

体験ダイビング予約時にコンタクト着用について直接確認をしてみるのもGOODですよ。

 

 

最後に…ダイビングショップは病院ではありません。
自分の目の状態やコンタクトに関しての相談は、しっかりと専門のお医者さんに診察してもらいアドバイスをもらうようにしてください。あくまでも本記事は参考程度にして、安全第一で楽しめるような判断を取るようにしてくださいね♪

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