こんにちは!!!
アナリティクスの使い方って難しいな〜。
私のブログに怪奇現象が起きました。
ブログのアクセス数がたったの1日で3倍近くに伸びたんです。
さすがに不自然で怪しすぎたの調べました。
原因調査 → 特定 → 解決 まで、私がやったことの一連の流れを以下でまとめます。
アクセス増加の原因特定
アクセス数の不自然な増加の原因調査から特定までの流れです。
- リファラー別でアクセス数の変化率を確認
- Direct経由のアクセスが急増していた
- Directの詳細確認
- ネットワークドメインで原因元を特定
- 原因ドメインからどのくらい流入があるか確認
- 原因特定&確信に変わった
1. リファラー別でアクセス数の変化率を確認
まず最初に『リファラスパム』を疑いました。
※リファラスパムの説明は割愛します。気になる方はググってください。
①【集客】→【すべてのトラフィック】→【チャネル】を開く
②チャネル別にアクセス数を確認。
リファラからのアクセスはありませんでした。
しかし、別の変化を発見!
2. Direct経由のアクセスが急増している
最初に疑っていたリファラからのアクセスはありませんでしたが、『Direct』経由のアクセスが不自然に急増していることに気付きました。
ブログ開始6ヶ月目なので、ユーザーさんがブックマークしてくれているとは思わないですし、自分のアクセスはしっかり除外しています。
詳細を調査することにしました。
3. Direct経由アクセスの詳細調査
青文字【Direct】を開くと、どのページにアクセスが集まっているかを確認できます。
私の場合は、様々なページにアクセスが分散していました。
しかし明らかにおかしい点が3つ。
② 直帰率が100%
③ 平均セッション時間が00:00
スパムの特徴が3つも揃いました。
そうなんです、実は『Referral』以外の経由でもスパムの可能性があるんです。
4. ネットワークドメインで原因元を特定
この時点で9割がたでスパムの可能性が高くなってきたので、これらの怪しいアクセス元を特定します。
① 【セカンダリディメンション】→【ユーザー】→【ネットワークドメイン】を項目に追加
② 怪しいアクセス元を探す
「amazonaws .com」からのアクセスがたくさんあります。怪しすぎです。
5. 原因ドメインからどのくらい流入があるか確認
「amazonaws .com」からのアクセスがどのくらいあるかを確認してみます。
①【集客】→【すべてのトラフィック】→【参照元/メディア】を開く
② 『(direct) / (none)』をクリック
③ 【セカンダリディメンション】→【ユーザー】→【ネットワークドメイン】を項目に追加
④ ユーザー数、セッション数etc. を確認
amazonaws .comのスパムで間違いなさそうです。
6. 原因特定&確信に変わった
amazonaws .comのスパムであると確信に変わったので、今後ここからのアクセスをアナリティクスで集計しないように設定するだけです。
スパムというやつは、本当に悪いやつですね〜。
アクセス増加の原因元スパムをフィルター設定で対策
スパム原因元からのアクセスを除外するための設定方法です。
① 【管理】をひらく
② ビューの【フィルタ】をひらく
③ 【フィルタを追加】を選択
④ 各項目を設定
- 【フィルタ名】自分がわかりやすい名前でOK
- 【フィルタの種類】定義済み を選ぶ
- 【フィルタの種類を選択】右のみを含む を選択
- 【参照元かリンク先を選択します】ISPドメインからのトラフィック を選択
- 【式を選択します】次を含む を選択
- ISPドメインを入力
- 保存
残念ながら、これらの設定は過去のアクセスデータには反映されません。
同じようなことでお悩みの方のお役に少しでも立てれば嬉しいです。