英会話を学習中、また英語圏在住のみなさま
「英語の数字の読み方がわからない。」 |
こんなお悩みはありませんか?
残念ながら、数字の単位を間違ったり、読み方がわからないとコミュニケーションに誤解が生じるし、積極的に会話ができなくなる原因に繋がります。早いうちに英語の読み方に慣れた方がベターです。
本記事では以下について解説します。
この順番で解説していくので適度に飛ばしながら読んでください。
- 0~100までの読み方
- 桁の多い数の読み方
- 「M」「K」「G」の使い方
- 日常会話でよく使う数字の読み方
- 筆者おすすめの簡単な覚え方
筆者である私は2018年11月からアメリカ在住です。日常生活で意外と使うことが多い数字の読み方は学校では習いません。アメリカ生活の中で修得したリアルな数字の使い方・読み方・覚え方を共有していきます。
0~99までの読み方
0~99までは数字の数え方に【規則性】があるので、規則を理解すると簡単に覚えられます。
そのあとはひたすら、音読練習するに限ります。
0~10までの規則
0~10までは規則がないので、ひたすら覚えましょう。
11~19までの規則
11(eleven:イレブン)と12(twelve:トゥウェルブ)以外の13~19は全て語尾に【teen(ティーン)】が付きます。
20~99までの規則
20,30,40などのキリがいい数字の語尾には【ty(ティー)】が必ず付きます。
数 | 英語 | 読み方 |
---|---|---|
20 | twenty | トゥウェンティー |
30 | thirty | サーティー |
40 | forty | フォーティー |
50 | fifty | フィフティー |
60 | sixty | シックスティー |
70 | seventy | セブンティー |
80 | eighty | エイティー |
90 | ninety | ナインティー |
そしてキリのいい数字を覚えれば、その他の2桁の数字の覚え方は簡単です。動画の通りに【キリのいい数字+1桁の数字】で数えましょう。
桁の多い数の読み方
英語で桁の多い数字を読むときは【3桁区切り】で読み上げます。
なので、3桁毎の読み方を正確に理解することが重要です。
3桁までの読み方
100、200、300などの3桁までのキリのいい数字を読む時は【百の位の数字+hundred(ハンドレッド)】です。
数 | 英語 | 読み方 |
---|---|---|
200 | two hundred | トゥーハンドレッド |
300 | three hundred | スリーハンドレッド |
400 | four hundred | フォーハンドレッド |
500 | five hundred | ファイブハンドレッド |
600 | six hundred | シックスハンドレッド |
700 | seven hundred | セブンハンドレッド |
800 | eight hundred | エイトハンドレッド |
900 | nine hundred | ナインハンドレッド |
その他の3桁の数字は【〜hundred+それ以下の数字】で読み上げます。
<例> |
※100の場合は「a hundred」という読み方もできます。
※106のように十の桁が0の場合は、「and」を入れてもOKです。また「one O six(ワン・オー・シックス)」など「0(ゼロ)」を「O(オー)」と読むのも一般的だし自然です。
4桁以上の読み方
英語は3桁上がるごとに読み方が変わります。なので、4桁以上の数字は「,(コンマ)」を一区切りに読み上げてください。
日常会話では「million」まで覚えておけば大抵は大丈夫です。
4桁以上の複雑な数字の具体例
日本語でもややこしい数字なので、英語だともっと引け目を感じますよね。
ここでも規則は大事です。
英語は3桁上がるごとに読み方が変わることを思い出し、大きな数字は「100までの3桁+大きな桁(,コンマ)」で読んでください。
<例> |
※4,300のように下2桁が0の場合は、「four three hundred」のように「上の2桁+hundred」という表現も使えます。
「K」「M」「G」の使い方
英語の数字表記でよく見かける【K・M・G】は、数字の読み上げと同様に3桁ごとにコンマで区切られます。
K(キロ) → 1,000(千)
f M(メガ) → 1,000,000(100万)
G(ギガ) → 1,000,000,000(10億)
<例> |
「K」「M」に慣れておくと便利です。「G」は日常で使うこと稀です。
日常会話でよく使う数字の読み方
日常会話でよく使う数字の表現【金額・ホテルの部屋番号・年号】はしっかり覚えておくと、会話がスムーズに進みます。
金額
例えば「$3.20」と読みたいときは4通りあります。
- three twenty
- three dollars twenty
- three dollars and twenty
- three dollars and twenty cents
スーパーやカフェなど日常生活でよく耳にするのは、圧倒的に1番「three twenty」です。
4番目のように【〜dollars and 〜cents】というのはフォーマルな場所のみです。
<例> |
※$100以上の金額は「1桁+2桁+小数点以下の2桁」で読まれます
※4桁以上の金額も「2桁+2桁」で区切ることが多いです
ホテルの部屋番号
ホテルの部屋番号を読み上げるときは「1桁+2桁」、または一部特殊な読み方になることがあります。
<例> |
※305号室のように2桁目が0(ゼロ)の場合は「O(オー)」と読み上げることがほとんどです
年号
年号は基本的に「2桁+2桁」で区切って読みます。
ただし1700年など後ろ2桁が0(ゼロ)の場合はhundredを使って読みます。
また、2001年など真ん中2桁が0(ゼロ)の場合は千と一の位しか読み上げません。
<例> |
「○○中〜個」「○○のうち〜個」
「○○中〜個」「○○のうち〜個」も会話中によく使う表現です。 英語では「〜 out of ○○」といいます。
<例> |
筆者おすすめの簡単な覚え方
数字の読み方は何度も復習し、慣れることがベストです。
hundred, million, billionなどは、自分にとって身近な数字【月収・年収・保険料・人口】etc. をベースに覚えるとパッと出てきやすいです。
<例> |
もっと詳しい数字の読み方が知りたい方は[英語の数字|7つのパターンでの書き方と読み方を徹底解説!]がオススメです。
慣れることが上達への近道なので、毎日口ずさんだり、会話で積極的に数字を使ったりしてどんどん慣れていきましょう!