こんにちは!
高1のときに1年間カナダに単身留学していたセナです♪
今はアメリカに住んでいます。
- 高校留学で失敗したくない
- 高校留学の失敗談を探している
- 高校留学で失敗する理由を知りたい
当ブログ運営者のわたしは
2009年9月〜2010年8月まで
約1年間、カナダで単身語学留学をしました。
正直いうと
留学は楽しかったけど「失敗」に終わりました。
英語力は伸びず
10年経った今でも
思い出してイヤな気持ちになる
エピソードがたくさんあります。
そうなんです。高校留学は…
・正しいモチベーション
・正しい知識、行動
でやらないと失敗に終わるんです。
そうなってしまえば
ただのお金の無駄です。
逆をいうと、留学前に
・正しいモチベーション
・正しい知識、行動
を知っていれば、
あなたは高校留学で成果を出せます。
高校留学で成果をだして
英語がペラペラになれば
あなたの世界は必ず広がります!
英語は世界共通言語なので
世界中の人と交流できるようになるし
進路先として
海外の大学も候補にいれられます。
将来は外資系企業につとめて
バリバリにキャリアを
積み上げることもできるかもしれません
外資系企業だと
お金もたくさん稼げますよ。
しかし!
ちゃんと対策をせずに
高校留学で失敗してしまうと
失うものはお金だけでは済まないんです
自分への自信も失い
新しいことにチャレンジするのが
恐くなります。
英語を話すことが一生トラウマになります。
10年経っても思い出すたびに
胸がキューっと痛くなって
イヤな気持ちになることもあります。
こんな言われると
留学前から不安になりますよね。
でもご安心ください!
この記事を読めば
・高校留学で失敗しない方法7選
・どんな失敗をする可能性があるか
が明確になります。
成果を出したくない方
英会話スキルはどうでもいいから
海外生活を楽しみたいだけの方
はこの先を読み進めなくてもOKです!
成果を出したい方のみ
私の失敗談にもサクッと目を通して
どんな失敗をするリスクがあるかを把握して
事前対策に役立ててください。
高校留学に行ったきっかけ
私がカナダ留学を決意したのは
「英語は喋れたほうが、
将来有利になりそう。」
と思ったことがきっかけです。
当時の将来の夢が
「社長になる」「有名になる」
とかだったので、
英語ができた方が有利だと思っていました。
また中学から英語は得意で
テストの点数も良く
留学に行けばすぐペラペラになって
帰って来れると勘違いしていました。
そんなこんなで高1の9月から
1年間の単身留学が決定しました。
そして失敗に終わりました。
高校留学の失敗談9つ【10年経っても忘れません】
高校留学を成功させるための
具体的な対策を紹介する前に
どんな失敗をするリスクがあるか
を紹介します。
「こんなことがあるんだ〜」程度で
読み進めてもらって、
心の片隅に置いておいてください。
そして同じような状況に陥ったときに
これらを思い出して、回避してください。
① 行きの飛行機内で「ちぐはぐ」
まず1つ目の失敗談は
「行きの飛行機」です。
カナダ行きの飛行機で
自分の座席のスクリーンが壊れていて
映画もなにも見れない状態でした。
航空会社は「カナダ・エア」です。
日本人CAもいましたが、ほぼカナダ人。
つたない英語で
「Excuse me, this is broken.」
と伝えて席を変えてもらおうと思いました。
少し待ってくれとだけ伝えられ
その後は完全に放置。
もう一度いいたかったけど、
シャイな性格なので言えず…
トロントまで14時間
映画で気を紛らわすこともできず
ずっと留学に対する不安との戦いでした。
ただでさへ1人での初海外渡航で
かなり緊張して不安なのに…
初っ端からメンタルやられました(笑)
というメンタルがあれば問題なかったはずです。
② トロント空港で乗り換え。荷物はどうすればいいの?
私の留学先は「ノバスコシア州」
だったのでトロント空港で1回乗り換えする
必要がありました。
成田空港で受付の人に
「預けたスーツケースはノバスコシアまで行くので、
トロント空港で乗り換え時は特になにもしなくて大丈夫です」
と言われました。
が、なぜかトロント空港について不安になり、
自分のスーツケースが出てくるのを
待ってから乗り換えすることにしました。
荷物が出てくるまでかなり時間がかかり、
次の飛行機に間に合うかどうか焦りまくり絶望…
③ トロント空港で乗り換え。ほぼ迷子で泣きそうになる15歳
乗り換えのときに迷子になりました。
ただでさへ、
時間が押していて焦っているのに最悪の状況です。
空港内スタッフに道を聞いても、
英語が早すぎて聞き取れず絶望…
しかも怖くて、恥ずかしくて
「Could you say that again?」
「Can you speak more slowly?」
とか聞き返せなかったんです。
泣きそうになりながら迷っていたら、
なんと日本人発見!
その方に親切に教えてもらい
なんとか乗り換えの飛行機には間に合いました。
④ ホストファミリーと初対面。「なにを言ってるの?」
飛行機では色々トラブりましたが、
無事に留学先「ノバスコシア州」に到着。
空港にはホストファミリーのパパが
迎えにきてくれてました。
簡単なあいさつを交わし
パパの車に乗って家に向かうも…
ホストパパが何を言っているか
わからず絶望でした。
飛行機といい、空港といい
ここまで英語が通じず聞き取れないものかと
自分に絶望しました。
カナダに行く前は
自分の英語にかなり自信があったので
カナダ留学も大丈夫だろうと思ってました。
なので余計にギャップが大きく
絶望度も大きくなりました…。
そのあとはずっと不安が拭えませんでした。
⑤ 「Light」を伝えるのに15分。わたしが言うことは何も伝わらない…
カナダに着いてから数日経ち
ホストママと2人でお出かけしました。
街灯がない田舎道を走っていたため
「There is no light」
と言ったら
ホストママには全く伝わらず
「What??」
の返事のみ。
このやり取りが15分くらい続き
諦めかけながらも頑張ってたら
やっと伝わりました。
が、自分の発音スキルのなさに絶望し、
留学生活にさらに自信を無くしました。
少し違うだけで全く伝わらないので、Youtubeで練習してから行った方がベターかもです。私のように挫折して、自信損失するリスクが減ります。
⑥ 高校で出された宿題が理解できず…
わたしは現地の公立高校に通いました。
日本人はまったくおらず
頼れるのは己のみ。
普通にみんなと同じ授業に
ポイッ参加させられ
普通になにも理解できなかったです。
そして最初の宿題が出たんですけど
なにを指示されているのかがわからなくて
授業終わりに先生に再度聞きに行きました。
が、先生が話すスピードが早くてなにも理解できず…。
その時も恥ずかしくて
「Could you say that again?」
「Can you speak more slowly?」
とお願いできなかったんです。
⑦ 質問されてるのに単語の意味がわからず、呆れられる…
これは理科の授業でした。
最初の授業で、先生に
「Are you an international student?」
と質問されました。
が、私は頭の中で
「国際の学生…???」
直訳してしまい、
「わたしは留学生なんだけど。
国際の学生ってなんだ?」
と理解に苦しみました。
なので「Pardon?」を繰り返し続け
結果先生に「もういいわ…」と呆れられるみたいな…。
この時のわたしの頭の中では
「留学生=exchange student」だったので
同じ意味だけど違う単語の
「international student」
では理解できずにパニックになってしまったのです。
⑧ 告白の返事をはぐらかしてたら、変な噂を学校中に流されて…
学校生活にも慣れ始めたころ
ある男の子に告白をされました。
普通の人だったんですが、
別に好きじゃなかったし、
日本以外の恋愛観も知らなかったので
少し怖くて、断るつもりでした。
が、相手への申し訳なさもあり
しばらくはぐらかしていました。
すると、それに腹を立てたのか
学校中にまったくもって
デッチ上げの変な噂を流されてしまいました。
しばらくは廊下を歩くたびに
指を指されたり、影で笑われたり…
1ヶ月ほどでおさまりましたが
苦痛でしかなかったです。
『断れない』のは日本人に多い特徴です。
しかし海外では何があるかわからないので、
断るときはちゃんと断りましょう。
⑨ 日本人と遊ぶようになり、いい感じに伸びかけてた英語が…
留学6ヶ月後から高校は違うけど近くに住んでいる
日本人とよく遊ぶようになりました。
同じような悩みを持っていて、
母国語で話せる安心感もあり、
かなり意気投合してしまったのがきっかけです。
週末は常に一緒にいて、色んな場所へ出かけました。
なんとそこから日本人コミュニティーが
一気に広がってしまい、つるむのはほぼ日本人。
はい。
いい感じに伸びていた英語が台無しになりました。
10年経った今でも
連絡を取り合う友達なので
すごくいい出会いだと思っています。
しかし、遊びすぎたな〜って感じです。
1ヵ月に1回とかだったら、もう少しましだったのかな〜と思います。
失敗談の理由 まとめ
以下で、カナダで1年間の高校留学が
「失敗」に終わった理由をまとめました。
- 「恥ずかしがらずに人に聞く」というメンタルがなかった
- できる範囲で「事前に不安を解消」できなかった
- 「リスニング力」がなさすぎた
- 自分の英語力を「過大評価」しすぎていた
- 「L」と「R」の発音ができていない
- 一つの言葉に対する「複数の表現方法」の準備不足
- 「丁寧な断り方」の単語・フレーズを知らなかった
- 「日本人」と遊びすぎた
なにがきっかけで留学が
「失敗」に終わるかわかりません。
できる限り多くの情報を集めて
自分に当てはまりそうな課題を
ひとつでも多く潰してから
留学に行った方が楽しめるし
挫折しにくいのかな〜と思います。
【高校留学の失敗対策】事前準備編
カナダ留学で失敗してから10年が経ち
わたしもいい大人になりました。
そんな今だからこそ考えられる
「高校留学で失敗しないための事前対策」
は以下4つです。
- 長期的なゴール設定
留学が終わった時の「理想の自分の状態」を決めておくことです。
例)ネイティブの友達10人をジョークで笑わせるレベル、海外大学進学できるレベル、TOEIC〜点 etc. - 短期的なゴール設定
長期的なゴールを実現するために、留学期間をいくつかに分けて小さなゴールを設定することです。
例)留学期間1年間→1~3ヵ月目でリスニング力、4~6ヶ月目で単語習得、7~9ヶ月目でスピーキング、10〜12ヶ月目で雑談力 etc. - 英検 or TOEIC受験
「ボキャブラリーを増やす」目的で、英検 or TOEICは受けた方がいいです。ただ受験するのではなく目標点数も定めましょう。そうすれば真剣に勉強できるので、より多くの単語を習得できます。 - ネイティブとの簡単な英会話に慣れる
ネイティブの発音・話す速さに少しでも追いつくために、留学前にネイティブとの簡単な会話に慣れた方がいいです。学校にネイティブの先生がいるなら、放課後やお昼休みに協力してもらって留学までの期間でリスニング力と簡単なスピーキング力を養いましょう。いないならオンライン英会話を活用しましょう。
これらがすべてではないし
人によって合う合わないはあります。
しかし、
カナダの高校留学で大きな失敗をした私からすると
最低でも上記4つはやっておくべきです。
ちなみに…
「ボキャブラリーを増やす」
「ネイティブとの英会話に慣れる」
ためにはオンライン英会話がオススメです。
私は現在アメリカ在住ですが
オンライン英会話で英語を学びなおしたら
英語ペラペラになれたので
海外生活が楽しくなりました。
私が実際に使ったのは
・ネイティブイングリッシュ
・ネイティブキャンプ
です。
実際に使った感想は
以下の記事でまとめているので
気になる方はご覧ください。
>> ネイティブイングリッシュの口コミ・感想【英会話ペラペラになりました】
【高校留学の失敗対策】留学中編
留学中にやっておけば
もっと英語力は伸びていたはず…
と思う対策です3つです。
- 目標はいつも目に入るところに
設定した目標(ゴール)をいつでも目に入るところに置けば、やることも明確になるので積極的に留学を成功に導くための行動が取れると思います。 - TwitterとYoutube etc.で英語学習
毎日とはいいませんが、留学中も英語学習は続けましょう。留学先で「ネイティブに囲まれていれば英語は上手くなる」なんて思っていたら、留学は失敗します。TwitterやYoutubeには、ネイティブとの会話でよく使われる英語フレーズやニュアンス解説の情報がたくさんあるのでどんどん参考にして、実践しましょう! - 海外ドラマをめっちゃ観る
海外ドラマには、日常会話で使うフレーズがたくさん隠れています。ドラマ内のセリフを覚えるくらいなんども繰り返し見れば、リスニング力とフレーズの引き出しが増えます。
要は「留学中も英語を勉強しましょう」ということです。
私はここをサボっていたので
アウトプットのためのインプットが
できていませんでした。
結果、留学は大失敗です。
【高校留学の失敗対策】モチベーション編
留学中に失敗を繰り返しても
メンタルをもちこたえて
モチベーションを維持するには
以下5つを忘れないでください。
- 小さな成功体験を大事にする
完璧を求めず、小さな成功を積み重ねましょう。完璧を求めすぎると疲れるし、メンタルやられます。 - 笑顔を忘れない
笑顔でいればどんなに英語が下手くそでも、相手への印象はいいので話をしっかり聞いてくれますよ。逆に、不安そうな顔をしているとあまり相手にされないかもです。みんな、明るい人と話したいですもんね! - 失敗はするものだと思っとく
多かれ少なかれ、絶対になにかしら失敗します。なので、失敗はするものだと思っていれば、失敗したときの気が楽です。「あ〜失敗した、しょうがない!次は失敗しないためにはどうしよう」と学びに繋げた方が圧倒的に効率がいいです。 - 自分の英語は通じないと思っておく
「最初はなにも通じないし、聞き取れない」くらいで過小評価したほうが、自分の英語力にショックを受けすぎずに済みます。「今は下手でも、これから上手くなるから大丈夫!」と思っていましょう。 - 留学しているだけでは、英語は身につかない
留学しているだけでは、英語は身につかないです。「英語力が上がらないな〜」と思うことがあったら、学習時間は足りているか?など、今の自分を見つめ直しましょう。
こういう考え方がさへできていれば
モチベーションを維持でき
私の留学生活はいい方向に
変わっていたと切実に思います。
まとめ
いかがでしたか?
私のカナダ高校留学の失敗談は
かなりリアルじゃないですか?笑
これを書きながら、
当時を思い出し涙が溢れました。
10年経った今でも悔しさが残る留学体験です。
若干トラウマになってる部分もありますね。
もちろん成功体験もたくさんあるし
現地の友達もそれなりにできたので
楽しい思い出もあります。
英語力はあまりつかなかったけど
わたしの人生には欠かせない1年間だったし、
人生観という点では得たものが
多すぎるくらいです。
失敗談ばかりみて
留学を躊躇する人もいるかもですが、
失敗するか成功するかは自分次第です。
「せっかく留学したのに
英語が上達しなかった…」
なんてことを避けたいなら
今すぐに行動開始しましょう!
とりあえず、ネイティブとの英会話に
少しでも慣れておくために
オンライン英会話は早めに始めた方がいいです。
私が最近使った教材は以下2つです。
かなり英語が聞き取れるようになるし、
英語ペラペラになりました。
その他個別で効きたいことがある方は
「問い合わせ」からご連絡ください。
なんでも答えます!
それでは以上です。