アメリカ騒音被害の対処法【アメリカ人おすすめの対処法も紹介】

アメリカ生活
せな_プロフ写真

こんにちは!

アメリカ在住2年目のせなです♪

本記事ではこんなお悩みを解決します。

「アメリカのアパートで騒音に悩まされている」
「どうやって対象するのが一番いいのかな?」
「英語でどうやって伝えればいいのかな?」

 

この記事を読めば、アメリカの基本的な騒音対処法から実際に使える英語フレーズまですべて丸わかりになります。

 

私は田舎町の学生街に住んでいます。
2019年12月〜2020年1月まで約1ヶ月半、上の階の騒音で悩まされておりました

今はだいぶ解消されたので、当時を振り返りつつ記事にまとめてみます。

 

アメリカ人3人にもらったアドバイスも、最後の方で解説しているのでお楽しみに!

 

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筆者が体験した騒音問題

Noise

騒音レベル★☆☆|人が住み始めたのがわかった

昨年9月、上に人が越してきたのがわかりました。

アメリカのアパートは壁・床の作りが基本的に薄いので、軽い足音はよく聞こえるからです。

たまにヒールを履いて出て行く音が聞こえたので、女の子かな〜なんて思ったりしてました。

 

ずっと家の中で歩き回るわけでものないし、足音も軽かったので私たちの生活にはまったく支障はなかったです。

 

騒音レベル★★☆|重量級の足音が響き渡る…

しかし12月頃から騒音レベルが上がりました

原因は、住人に彼氏ができて家に連れこむようになったこと。

 

この彼氏の足音が、すごくうるさいんです。

アメリカ人は体格のいい人が多いですよね。

それに加えて、家で靴を履いたまま過ごすのは当たり前なので、足音がまぁすごいんです。

さらに!かかとから着地する歩き方なので、めちゃくちゃ我が家に響きました。

 

この頃、騒音レベルは上がりましたが彼氏を連れこんだ時だけだったので我慢はできました。

 

騒音レベル MAX★★★|自宅トレの音で、部屋が揺れる

昨年12月中旬、騒音レベルがMAXになりました。

原因は2つです。

  1. 彼氏と同棲開始
  2. 自宅トレーニングするようになった

 

どんなトレーニングをしているかがわかるほど、私たちの部屋に響き渡るんです。

  • ジャンピングスクワット
  • バーピージャンプ
  • マウンテンクライマー etc.

を夕方4~6時&夜9時に毎日やっていました。
しかも、彼氏は重量級の足音でずっと家の中を歩き回るんです。

 

トレーニング中と彼氏が歩き回っている間は、私たちの部屋はうるさいだけでなく「揺れる」んです…。

ここまでくると、恐怖です。

これが毎日続くので、精神的にも参って泣くこと&気分の落ち込みがが激しかったです。

 

ノイローゼになるくらい、ストレスでした。

 

騒音被害の「原因」を考えてみた

これだけ精神的な苦痛を味わうと、騒音について考えない時間がないくらい追い込まれます。

その時に考えた騒音の原因は、下記2つです。

  1. アパートの壁・床は薄い
    地震がないので、5階建てアパートでも木造建築は当たり前の国です。なので隣人の音はよく聞こえます。 夜は男女の営みの音・声も聞こえるくらいです。
  2. アパート暮らしの配慮を知らない
    土地が広いアメリカだと、一軒家が多いです。大学生の時だけアパートに住むなんてザラなので、一軒家慣れしている人達はそもそもアパート暮らしの配慮の知識がないんだと思います。

あくまでも私個人の勝手な見解です。

 

 

騒音問題を解決するための対処法4つ

Noise

上の騒音被害に対して我慢の限界に達したので、夫婦2人でついに立ち上がりました。

私たちが試みた騒音対処は以下4つです。

  1. アパートSTAFFに相談 ×4
  2. 警察に相談 ×1
  3. アパートの管理責任者にメール ×1
  4. アパートの管理責任者に直談判 ×2

 

※苦情で使える英語は[アメリカで騒音の苦情をいう時に使える英単語×英語フレーズ]でまとめています。ぜひ参考にしてください。

 

① アパートSTAFFに相談

まずはアパートのSTAFFに相談するのが基本みたいです

 

私のアパートには平日常駐しているSTAFFが2~3人いるので、私もまずはSTAFFに相談しました。


「上の人がうるさいから、なんとかしてくれませんか?」

STAFF
「まずは電話してみます。それでも改善されなかったらまた報告に来てください。次は直接行きます。」

こんなやりとりでした。
この人達も面倒くさい仕事は避けたいんですよね。

なのでまともな対応はしてくれず、4回言っても全然解消されませんでした。

 

② 警察に相談

STAFFでダメなら次は警察です。
アメリカでは騒音被害を警察に相談することは一般的です。

警察というよりは、騒音相談課みたいな感じです(地域によって違うみたい)。

 

なので、普通に取り扱ってくれます。
私たちは夜9時に彼らがトレーニングを始めたときに、警察に連絡しました。


「上の住人の騒音がひどいから、対応してくれますか?トレーニングしてるみたいでうるさいです。」

警察
「わかりました。住所は〜〜〜〜。あなたの電話番号は〜〜〜ですね。すぐに担当者を送って注意に伺います」

 

こんなやり取りでした。
するとそれ以降、夜トレはなくなりました。

警察、すげ〜!!

 

ただ、重量級の足音被害の報告を忘れてしまい、足音問題は解消されず…。

ちなみにこの時点では、まだ夕方のトレーニングも解消されていません。

 

注意

緊急用の911にかけちゃNGです。その地域で騒音問題を対応してくれる課の電話番号を調べて、そこに電話してください。

 

アパートの管理責任者にメール

次にアパートの管理責任者にメールをしました。

具体的なメール内容は[アメリカで騒音の苦情をいう時に使える英単語×英語フレーズ]でまとめます。

 

これで解消されることを願っていましたが、メールを送ってから数時間後にトレーニングの騒音が始まりました。

 

この時点で騒音に対する私のストレスがピークに達してしまい、早く解消したい一心から、返信を待たずに直談判しに行くことにしました。

 

アパートの管理責任者に直談判

アパートの管理責任者は、やはり責任者だけあって話の通じる方でした。


「上の住人の騒音にずっと悩まされていて、困っています。毎日同じ時間にトレーニングをしていて、足音も私たちの部屋が揺れるほど大きくてうるさいです。他のSTAFFに相談しましたが、何も変わりませんでした。このアパートが好きなのでできれば長く住み続けたいです。どうか助けてください…。」

責任者
「承知しました、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。アメリカ人は一軒家に住みなれているので、アパートに住んでいることを忘れちゃっているだけの可能性もあるんです。私から直接住人に話します。2日後にどうなったか進捗を教えてください。そのときに改善されていなかったら、別の方法を考えましょう。」

 

素晴らしすぎませんか?
藁にもすがる思いで、責任者にかけました。

 

そして、2日後…
かなりマシになったけど、まだ足音がうるさい。

この際だから静かになるまでとことん対応してもらおうと思い、もう一度責任者に言いに行きました。

 

もう一度別方法で対応してくれました。
結果、今はトレーニングもなくなり足音もマシになり、以前よりも快適に過ごせています。

まだ足音はしますが、前に比べたらかなり改善しているので気にしてません。

 

アメリカ暮らしは、まじで言ったもん勝ちです。

言えば大抵はなんとかなります。

 

騒音の苦情に直接行くのはNGです!

騒音がひどい時は、
直接言いに行きたくなる気持ちもわかりますが、直接行くのは絶対に避けたほうがいいみたいです。

日本と違って「銃社会」なので、相手に逆上されたら危ないです。

当事者同士のトラブルを避けるためにも、必ず第三者を通して対応しましょう。

順番は、アパート管理人(責任者)→警察の順がGOODです。

 

苦情をいれるよりも、困り事として相談するスタンスがGOOD

騒音被害に対応するときは「相談をする」スタンスがいいです。

苦情を入れるだけだと「ただのクレーマーめ…」みたいに思われて、まともに取り扱ってもらえないこともあります。

 

相談相手も人間です。
こちらがいかに困っているか&本当に助けてほしい旨を低姿勢でお願いしたほうが有利です。

アメリカ人は潜在的にヒーロー意識が強いので「この人を助けてあげなきゃ」っていう感情をくすぶってあげるとすごく協力的になってくれる傾向です。

 

アメリカ人に聞いた、騒音対処法

Solve

アメリカ人3人に、騒音について相談してみました。

意外とあっさり「みんな経験するよ〜」てな感じで、かなり的確なアドバイスをもらえたので紹介します。

  • 絶対に直接行かない
  • 注意喚起するくらいのノック(棒で天井をつつく)のはOK
    ※荒々しいやり方はNG。「うるさいですよ」と丁寧に教えてあげるレベル
  • 騒音検知アプリで証拠を残す
  • 証拠を突きつけながらSTAFFに相談
  • 丁寧に礼儀正しく、だけど決して引くことなく相談し続ける
  • とにかく同情してもらえるように仕向ける
    ※同情してもらえないとまともに取り扱ってもらえないことが多い
  • 最悪、部屋を変えてもらう相談をする

 

日本だと「ちょっと言い過ぎかな…?」と引け目を感じてしまうくらい、ゴリ押しで行くのがポイントみたいです。

ただし、丁寧に礼儀正しく・相手を尊重しながら伝えることを心がけましょう。

 

 

 

アメリカの騒音被害に悩まされている方のお役に少しでも立てたら幸いです。

それでは以上です。

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