こんにちは!
スキューバダイビング歴8年目のなのに、水中生物の名前がまったく覚えられないせなです♪
- 「ダイビングを始められる年齢を知りたい(子供)」
- 「ダイビングは何歳までできるか知りたい」
今回はダイビングは何歳までできるかについて、以下3点を中心に解説していきます。
- スキューバダイビングは何歳から何歳まで?
- 【年齢別】子供と楽しむダイビングプラン
- シニアダイバー(高齢者)のリスクについて
筆者である私は『西伊豆・大瀬崎』で約7年間の非常勤経験があります。
お子様の体験ダイビングやシュノーケリングなどをたくさん担当させていただきました。
当時の経験の話もまぜつつ、お子様と楽しめるプランや、シニアでダイビングに挑戦する方の注意点なども共有させていただきます!
スキューバダイビングは何歳から何歳まで?
スキューバダイビングは10歳からできます。
年齢の上限はないので、健康であれば何歳までもダイビングを楽しめます。
10歳がダイビングでできる事2つ
10歳のお子様ができることは以下2つです。
- 体験ダイビング(水深6mまで)
- ジュニア・スクーバ・ダイバー・コース(水深12m)
① 体験ダイビングは10歳から参加可能です。
内容は大人と同じ内容になります。
② ジュニア・スクーバ・ダイバー・コースは10歳〜11歳が受けれるCカード取得コースです。
認定後は、親、保護者、またはPADIプロフェッショナルと一緒という制限付きで、水深12mまで潜れます。
70歳でもバリバリ潜れる!
シニアの方は健康でさえあれば、50歳でも60歳でも70歳でも、何歳までもダイビングを楽しめます。
私が西伊豆の大瀬崎で働いていたときは、杖を持ったおばあさんシニアダイバーが居ました。
たぶん年齢は70歳以上だったと思います。
海までは重い機材をソリで運び、海に入ってからダイビング機材を背負っていました(陸より水の中のが負荷がないから)。
70歳でも続けられるくらいなので、本当にダイビングが好きなんだな〜となんかほっこりしていました♪
年齢よりも健康が大事
上でも軽く触れましたが、ダイビングは年齢よりも健康の方が重要視されます。
理由は、水中は陸上とはまったく比べ物にならない特殊な環境だからです。
水中では水圧という圧力がかかります。
ダイビングはこの水圧の中で専用機材を使い水中で呼吸をしながら行うスポーツです。
このような環境の中で、陸では予想もつかないような異常が肺・心臓・脳 etc. の身体に起こる可能性があります。
なのでダイビングを長く楽しむには、日頃から適度に運動をする・生活習慣に気をつけるなど、陸上での自己管理も必要になります。
また、これからダイビングを始めるという人は以下2点について注意をしてください。
- 病歴診断書の提出
- 持病
病歴診断書は、ダイビングをする前に医師の診断が必要か否かを判断するためのものです。
1つでも該当する場合は、ダイビング前に医師と相談してもらう必要性があります。
呼吸器系や耳に持病がある、または過去に持病が“あった”方は特に注意が必要です。
過去のことでも、医師の判断が必要になる可能性があります。
子供と楽しむダイビングプラン【年齢別】
スキューバダイビングは10歳からですが、10歳以下のお子様も楽しめる海のプランがあります!
年齢別に紹介します。
年齢 | プラン |
---|---|
2歳〜4歳 ※ | 青の洞窟ぷくぷくシュノーケル |
5歳〜7歳 | シュノーケル |
8歳〜9歳 | シュノーケル バブルメーカー(水深2m) |
10歳〜11歳 | シュノーケル 体験ダイビング(水深6m) ジュニア・スクーバ・ダイバー(水深12m) |
12歳〜14歳 | シュノーケル 体験ダイビング(水深6m) ジュニア・オープンウォーター・ダイバー(水深18m) |
15歳以上 | シュノーケル 体験ダイビング(水深6m) オープン・ウォーター・ダイバー(水深18m) |
ショップによって対応している年齢は異なるので、事前確認が必須です。
2歳〜4歳の「青の洞窟ぷくぷくシュノーケル」は沖縄のSea Moleというショップが提供しているサービスです。お子様は専用の浮き輪に乗って海を楽しみます。
水に顔が付けれないお子様も『箱メガネ』使って楽しめるように工夫してくれているショップです。
※全国のショップが対応しているわけではありません
8歳〜9歳まではバブル・メーカーという水深2mまでと制限された中でダイビングを体験できますが、9歳以下ならシュノーケリングで十分かな〜と個人的には思います。
シュノーケリングとは3点セット(マスク・スノーケル・フィン)を使って、水面を泳ぎ回りながら海を探索したり、水中生物の観察を行うアクティビティです。もちろん、ウェットスーツも着用するので、水面をぷかぷか浮く感覚を楽しめたり、足のつかない深場までも泳いでいくことも可能です。
重い機材を背負う必要がないし、陸での説明も短いので、気軽に始められます。
「季節」と「場所」をうまく選べば、シュノーケリングだけでもかなり楽しめちゃいます。
季節によっては足がつくような浅瀬でも“アオリイカの赤ちゃん”の群れや、青くて綺麗な“ソラスズメダイの群れ”なども観察することができます。
ちなみに私はシュノーケリングが大好きです♪
オススメは8月下旬〜10月
全国のダイビングスポットに言えることではないのですが…
もし、都内からも近い『伊豆』でシュノーケリングや体験ダイビングを考えている場合は、8月下旬〜10月をオススメします!
理由は以下3点です。
- 透明度がいい
- 浅瀬の生物が豊富
- 水温も温かい
① 透明度がいい
8月下旬になると、海水浴のお客さんも減るので透明度が上がります。
海水浴のお客さんが多いと、足をバタバタさせて水底の砂やごろたが巻きがあって透明度が悪くなっちゃうんですよね。
また、雨が少なくなることも要因のひとつです。
雨が降る > 山から泥水が海に流れ込む > 透明度が悪化 |
ちなみに沖縄は山がないので、雨が降ろうが台風が来ようが透明度はずっと良いです。
② 浅瀬の生物が豊富
秋になると南方系の生物が黒潮にのって伊豆近辺にやってきます。
また、夏の時期から増え始めた季節来遊魚もどんどん増え始めるので、浅場もめちゃくちゃお魚パラダイスになります。
- アオリイカygの群れ
- イサキyg群れ
- ソラスズメダイの群れ
- キンギョハナダイ
- イシダイygの群れ etc.
とにかく浅場がとっても楽しくなります。
③ 水温も温かい
海水の温度は、陸上の気温の2〜3ヶ月遅れで変わっていきます。
なので、秋の水中は夏真っ盛りなのです。
ただし陸は寒い日もあるので、海に入る前と上がった後の防寒対策は必須です。
個人的には『大瀬崎』が一番オススメします。
大瀬崎は湾になっており、台風が直撃しない限りは潜り続けられるほど海峡が安定しています。
また遠浅で横も広いのでかなり楽しめます。
ご両親は見守るスタンスを徹底しましょう
お子様のダイビングに付き添いたいと希望されるお母さま・お父さまは多いと思います。
ライセンスを持っていなかったら、体験ダイビングやシュノーケリングに一緒に申し込んで楽しんじゃいましょう!
もし、既にダイビングのライセンスを取得されている場合は、一度ショップに確認してみてください。
お子様の体験ダイビングに付き添いができるケースもあります。
ただし、あくまでもメインはお子様です。
インストラクターには頼らず、ご自身の管理は完全に自己責任で付き添いダイビングをしましょう!
シニアダイバー(高齢者)のリスクについて
スキューバダイビングに年齢の上限はありません。
健康であれば何歳までもできます。
しかし、年齢を重ねると体力の衰え・瞬発力の低下・判断能力が鈍くなる etc. 健康上で不安になる点もあると思います。
ダイビングに無理は禁物です。
しっかりとご自身の体調と向き合い、適切な判断を取るようにしてください。
何歳まで対応してくれるかは、ショップによって異なりますので、事前確認は必須です。
また、45歳以上の方は医師の診断が必要となるケースが多くなります。
もしスキューバダイビングができなくても、シュノーケリングはできるはずです♪
シュノーケリングもかなり楽しめるし、ダイビングよりも身体への不可が少ないのでおすすめです。
最後に…
ショップによって受け入れてくれる年齢制限は異なります。
予約時に参加者の年齢を伝えて確認を取りましょう。現地に到着してから「●歳は対応できません」なんてこと言われたらかなりの無駄足になってしまいます。
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