ダイビングコンピューター3種類を比較×レビュー【おすすめも紹介】

スキューバダイビング
せな_プロフ写真

こんにちは!

ダイコン1個水没させたことがあるせなです♪

本記事ではこんなお悩みを解決します。

「ダイビングコンピューターの購入を検討中」
「種類が多すぎて、どれを買えばいいかわからない」
「どのサイトも同じような感じで本当にいいやつがわからない」

 

この記事は初心者向けに「機能は充分か」「初心者でも使いやすいか」「どれがいいか、悪いか」でザックリわかりやすく解説しています。

専門用語の使用は控えています。
ダイビングコンピューターの機能に関する詳細説明もしていないので、詳しい情報が知りたい方のお役には立てません。他の記事を参考にしてください♪

 

それではまず記事の信ぴょう性を担保するためにも、一応私の自己紹介です。

私はダイビング歴8年目のPADIダイブマスターです。
今までに使ったことがあるダイビングコンピューターは3種類です。

  • SUUNTO ズープ
    大学のとき、ダイビングサークルに属していました。
    サークルの練習では、サークル所有のこのダイビングコンピューターを使用していました。

  • マレス パックプロ
    始めて自分で買ったダイビングコンピューターです。
    2年目くらいに自分で電池交換をして、水没させました。

  • TUSA DCソーラー
    現在活躍中のソーラー式ダイコンです。小さくてお洒落なので普段使いもしています。

 

上3つを徹底的に比較・レビューしつつ、初心者でも使いやすいダイビングコンピューターを紹介しますね!

 

ダイビングコンピューターの役割・必要性とは

Diving

ダイブコンピュータは、潜水病にならないためのダイバーにとって重要な道具です。

特殊な環境で行うダイビングでは、体に様々な負担がかかります。中でも減圧症には注意しなけれななりません。この減圧症にならないためにも、ダイビングコンピューターが教えてくれるデータの一つ「無減圧潜水時間」を守りながら安全にダイビングをする必要があります。

※無減圧潜水時間=減圧停止しないで潜っていられる時間

 

その他にもダイコンは現在水深・潜水時間・水温・最大水深 etc. ダイビングのデータをリアルタイムで教えてくれます。

ログ機能としては、日付・EN/EX時間・最大/平均水深・本数etc. も表示してくれるものがほとんどです。

 

ダイビングコンピューターの基本機能

ダイビングコンピューターには様々な種類がありますが、基本的には下記機能が備わっているものを選べば大丈夫です♪

  1. オート潜水モード
  2. ダイビング・ログ機能
  3. ナイトロックス(混合ガス)対応
  4. バックライトの点灯(手動/自動)
  5. 警告音アラームの鳴動(音/バイブ)
  6. 浮上スピードの表示/鳴動
  7. 安全停止時間の自動表示
  8. 飛行機搭乗待機時間の表示

 

現代のダイコンには最低限の基本機能は備わっています。

 

ダイビングコンピューターは一人1台が推奨されています

基本的にダイビングコンピューターは、一人1台が推奨されています。

理由は、人それぞれで潜水データ(ダイビングの過程)が違うからです。

例えば、
特にグループで潜るときですが、平均水深と最大水深はかなりバラツキがでます。一人だけ最大水深1-2m深い人もいれば、逆もしかりです。

 

また連日潜るときは前日の潜水データも加味しつつ潜水可能時間が計算されるので、2日目から合流したダイバーとは無減圧潜水時間etc. もかなり変わります。

 

「潜る深度も潜水時間もすべて周りと完璧に合わせられます!」

という方だったらダイビングコンピューターは不要かもですが、いろんな意味で難易度高いです。

 

スントズープサイズ

潜水データも十人十色なので、安全なダイビングを行うためにもダイビングコンピューターは一人1台あった方がベターです。

 

ダイビングコンピューターをレンタルする時の注意点

ダイビングコンピューターをレンタルする時は、最低下記は確認しましょう。

  1. オート潜水モード
    水に入ってから自動でダイビングモードになるか、それとも手動で起動する必要があるか事前に確認しましょう。
  2. 充電状態
    満タンに充電されているかは事前確認しましょう。潜ってから電池がないことに気付くのは遅いです。
  3. バックライトの点灯
    天候が悪い日・深場・透明度が悪いときは、バックライトがあるとダイビングコンピューターの表示を確認しやすいです。
  4. 潜水中の表示項目
    必須ではありませんが、どの数字が何を指すのかを事前に知っておくだけでも安心感が違います。

 

ショップSTAFFに事前に使い方を共有してもらいましょう!

連日ダイビングするときは、その旅行中は同じダイビングコンピューターを使ってください。理由は上で説明した通り、ダイコンは前日のダイビング分も加味して色々計算してくれるからです。

 

3種類のダイビングコンピューターを徹底比較&レビュー

Reviews

結論:ソーラー充電式のダイビングコンピューターが一番使いやすいです。

電池交換式とソーラー充電式どちらも使いましたが、個人的にはソーラー充電式がよかったです。

理由は、下記4つです。

  1. 電池交換を忘れることがない
  2. どこでも充電できる
  3. 他のダイコンよりコンパクト
  4. 普段使いができるお洒落なデザインが多い

 

潜ろうと思っていざダイコンを出したのに「電池がなーい!」なんて事は、完全に防げます。

それに電池交換式よりもコンパクトなデザインなので、陸で付けていてもG-shockみたいにお洒落にキマります。

 

スントズープサイズ

私はマレス バックプロの電池交換を自分でやったら、水没させた恐怖体験があるので絶対に電池交換式には戻りません(笑)

 

【電池交換式】SUUNTO ズープの感想

SUUNTO(スント)ダイビングコンピューター ZOOP(ズープ) オレンジ

画像出展:Amazon

大学のサークルで使っていました。
慣れれば使いやすいですが、慣れるまでに少し手こずります。一度に表示される表示項目とボタンが多いので、直感的に使うのが難しいダイコンでした。

 

サイズも大きく、本当ダイビング専用って感じです。

スントズープサイズ

わかりにくくてすみません。

 

でも万が一水中で失くしても色・大きさから探しやすい、というメリットがあります。また耐久性が強いので、10年以上使っていても壊れることなく大活躍してくれます。

 

電池交換は自分でもできます。
交換方法は動画を参考にしてください。

 

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【電池交換式】マレス パックプロの感想

画像出展:Amazon

1代目のMyダイコンです。
直感的に使いやすかったです。ボタンがひとつだけなので、ポチポチ押して画面切り替えできて操作が簡単でした。画面も大きく、表示項目がすっごく見やすかったです。

 

低価格なので、学生でも手が出しやすい点も最高。カラーバリエーションが多く可愛かったので、大学サークルの同期みんなと色違いで買いました。

1回水中で失くしたことがあるんですが、ピンク色の目立つやつを使っていたので2本目ダイビングですぐに見つかりました。

 

大きさはズープと同じくらいで、大きめです。

マレスバックプロ

わかりにくくてすみません。

 

電池交換は自分でできます。
500円玉があれば、電池のフタを開けれます。

 

私は自分で電池交換して水没させましたがね…
みなさん本当気をつけてください。

 

ナイトダイビングの時は、表示画面に水中ライトの光をあてて夜光塗料??を光らせて使う感じでした。暗くなったら、また水中でライトをあてて光充電するみたいな。結構明るくて使いやすかったです。

 

 

【ソーラー式】TUSA DCソーラーの感想

画像出展:TUSA

2代目Myダイコンです。現在もバリバリ活躍中!
マレスのダイコンで恐怖体験をしているので、電池交換の必要がないソーラー式を買いました。

 

これが大当たり!コンパクトなのでダイビングの行き帰りに腕に着けてても違和感がないし、むしろアウトドア女子っぽさがでてカッコいいです。

TUSADCソーラー

八丈島ではしゃぐ私です。

 

余談ですが、
白はのちのち黄ばみます。女性らしさを残せるので白は好きなんですが、潜る頻度が多い人は黄ばみ覚悟で買ったほうがいいです。

 

明るい場所に置いておけば、充電は基本的にMAX状態です。減ったとしても直射日光に当てれば、速攻回復します。

 

潜水モード時は、「潜水時間」「無減圧潜水時間」「現在水深」が大きく表示されるので直感的に判断しやすいです。

DCソーラー表示画面

DCソーラー表示画面です。

画像出展:TUSA

 

ボタンが4つあるので困惑しそうですが、写真のようにどのボタンがで何の操作ができるかが明示されているので迷いません。
DCソーラーボタン

画像出展:TUSA

 

他よりも安全ダイビングに特化したダイビングコンピューターなので、無減圧潜水時間に厳しめです=時間が短めです。少し深場で潜り続けると、私のダイコンだけ警鐘がなり始めます。

 

まあ安全第一なのでいいことなのですが、個人的には警鐘がうるさいので少し不満です(笑)

 

 

充電式のダイビングコンピューターはどうなの?

個人的な意見ですが、
充電式ダイビングコンピューターは、あんまオススメしないです。

理由は、充電を忘れるリスクがあるからです。

 

少し話がずれますが、私の夫はウィンドサーフィンをしています。スピード計測のために、ウィンド専用のコンピューター(ダイコンみたいな物)を使っています。これが充電式なのですが、だいたいいつも充電し忘れています(笑)

 

しっかりしている人なら大丈夫だと思いますが、少しでも自信がないならソーラー式か電池交換式がいいと思いますよ。

 

ダイビングコンピューターの選び方

Choice

ダイブコンピュータを選ぶ時は、下記3点を意識するとGOODです。

  1. 表示項目の見やすさ
    「潜水時間・無減圧潜水時間・現在水深」は特に重要な項目なので、最低でもこの3つが見やすいものを選びましょう。シニアダイバーの方々は、大きい画面のダイコンを使っている傾向です。
  2. 充電スタイル
    電池交換式・ソーラー式・充電式の3つから選びます。予算や画面の見やすさとの兼ね合いで決めるとGOODです。
  3. デザイン
    上2つが固まったら、あとは好きなデザインの物を選ぶだけです。

 

表示項目の見やすさは、特に大事なポイントです。多少デザインがださくても、ここは妥協しないほうがベターですよ。

 

【ソーラー式】ダイビングコンピューターのおすすめ4選!

Solar

ソーラー式のダイビングコンピューターを勝手にランキング付けしました。

前提としてこのランキングは、

  • 筆者の好みのデザイン性のみを評価した、勝手なランキング付けです。
  • 基本機能はすべてに備わっています。

 

【1位】アクアラング Calm Plus

【AQUALUNG】カルムプラス

画像出展:Rakuten

Bluetoothを搭載したソーラー式のダイブコンピュータです。

ログデータはワイヤレスで専用アプリに転送可能、カルム本体の設定変更もスマートフォンで楽々操作できます。

特定の本数になるとメッセージが表示される“アニバーサリー機能”搭載しているので、ダイビングが楽しくなります。

色のバリエーションが豊富なのは他と共通しますが、この赤色やばくないですか!着こなす自信はありませんが、めっちゃカッコいいです。

 

 

【2位】アクアラング Calm

画像出展:Rakuten

Bluetoothを以外は、基本的にCalm Plusと同じ仕様です。

白or黒を基調として、ボタン部分に鮮やかな色を取り入れていてる点が小洒落ています。派手な色は嫌いだけど、ワンポイントで可愛さを出したい人にはいいかもしれませんね。

 

 

【3位】TUSA DCソーラー Link

画像出展:TUSA

Bluetoothを搭載したソーラー式のダイブコンピュータです。

無料の専用アプリでログ情報をスマートフォンに自動的に記録できるとともに、ダイビングポイントの位置情報やインストラクター/バディのサイン、そして撮影した写真一枚を登録する事もできます。

ちょっとメタルっぽい質感のカラーバリエーションがスポーティーでお洒落です。ダイコンらしくないので、ダイビング以外のアウトドアでも大活躍してくれそうです。

ピンクが落ち着いた色で可愛いです。

 

 

【4位】SCUBAPRO Z1

SCUBAPRO Z1

画像出展:Rakuten

Bluetoothを搭載したソーラー式のダイブコンピュータです。もちろんアプリとの連携もできます。

上3つとは違い、とっても丸っこい形状のダイコンです。画面の外周がメタル質のカラーで、かっこよさと爽やかさを感じられるデザインです。

 

 

ぶっちゃけこの4つの中だったらどれでもOKだと思います。あとは好みのデザインを選びつつ、お財布との相談です。

 

とはいえ“学生ダイバー”はお金がないと思うので、最初は安い電池交換式のダイコンを使い潰すのもありだと思います。社会人になって金銭的に余裕が出たら、いいダイコンはいつでも買えます。

 

基本機能を備えた格安ダイコンは、こちらです。

AQUALUNG アクアラング i100

大学のサークルの後輩は、だいたいこれを使っています。安くて手が出しやすいし、使いやすいみたいですよ。

 

 

ダイビングコンピューターは、なるべく早めにGETしましょう!

それでは、以上です。

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