こんにちは!
根っからの海好きダイブマスター・セナです♪
本記事ではこんなお悩みを解決します。
「ダイビンググローブの購入を検討している」 |
この記事を読めば、選び方〜おすすめまでダイビンググローブの全てが丸わかりになります。
ちなみに筆者のわたしはダイビング歴8年目・ショップ非常勤7年の経歴があります。
夏用・冬用グローブ両方を使ったことがあるので、それぞれの感想と必要性をリアルにお伝えします。
ダイビンググローブの役割・必要性
ダイビンググローブの役割は「ケガ防止&防寒」
グローブの主な役割は「ケガ防止&防寒」です。
ダイビング中は、岩やロープなどに掴まってバランスを保つときに一番手のケガをしやすいです。
また冬場のダイビングは水温が低いので、グローブがないと指が動かなくなるくらい冷えます。
なんなら冷えすぎて指が痛くなります。
経験本数も多くバランスが取れていて、岩に掴まるときも指1本で自分を支えられる方は、グローブはなくてもOKです。
でも冬はつけた方がいいです。
初心者ダイバーは、グローブ必須です
初心者ダイバーは、必ずグローブを着用しましょう。
トリム(中性浮力)が取れていないので、水中でバランスを崩すことが多いからです。
上でも説明した通り、物に掴まるときにケガをしやすいです。
岩に隠れている「ふじつぼ」とかで、手を切りやすいんですよね…
かなり血が出ます(切ったことあり)。
ダイビンググローブの選び方
ダイビンググローブを購入するときは、以下4点を基準に選びましょう。
- 素材
- 保温性
- 着脱のしやすさ
- 滑り止め機能(オプション)
① 素材
グローブの素材の種類は主に3種類です。
素材 | オススメ時期 | 機能 |
---|---|---|
メッシュ素材 | 夏・水温が高い海 | 通気性がよく、熱気を追い出せる。薄くて軽いから乾きやすい。 |
ジャージ素材 | 春・夏・秋 | ストレッチが効いている。1.5~2mmのものは防寒効果あり。 |
ネオプレーン素材 | 冬・水温が低い海 | ダイビングスーツと同じ素材。外からの冷たさを感じにくく、内側の温度を逃がしにくい。厚さは3mm位がベスト。 |
基本的には、3シーズン使えるジャージ素材と冬用のネオプレーン素材を持っていれば完璧です!
② 保温性
手首の密閉性が高いと、保温効果もバツグンです。
手首がゆるいと大量の水が侵入してくるから、グローブ内は常に冷たくなってしまいます。
手首部分がマジックテープ・ベルト・ゴム素材だと、密閉性が高く水の侵入を防ぎやすいです。
購入のときに、フィット感も意識しながら検討するとGOODですよ♪
③ 着脱のしやすさ
着脱のしやすさも、グローブ選びのコツです。
基本的に水に濡れるとグローブは着脱しにくくなります。
外すときと2本目ダイビングに行く前に着けるときは、特に着脱しにくいです。
型がしっかりしている「ネオプレーン素材」と内側の素材が「布」のグローブは比較的着脱しやすいです。
しかし、ぶっちゃけ着脱のしやすさはこだわらなくてもOKです。
水(湯)の中で着脱すると、簡単です
素材にこだわらなくても、一工夫するだけで着脱のしやすさが変わります。
それはグローブを水(湯)の中で着脱することです。
グローブと手の摩擦を、水が緩和してくれるのでかなり着脱しやすくなります。
エントリーしてからの水の中や機材洗い場の水に手を突っ込んで着脱したりすると楽ちんですよ。
④ 滑り止め機能(オプション)
オプションですが、必要な方は「滑り止め」の有無も確認しましょう。
苔が生えている岩だと滑る時があります。
また、手が冷えると指に力が入らなくなるのでうまく握れない時にも便利です。
手の平にゴム製のブツブツがついていると、滑り止め効果バツグンです。
プロが選ぶダイビンググローブ厳選5選!
ダイビンググローブ①|冬用
AquaLung 3mm サーモグローブ
画像出展:AquaLung
真冬でもしっかり防寒できるネオプレーン素材のグローブです。
自然の指の形をしたグローブでフィット感が最高。さらに手首にはマジックテープがあるので浸水対策もバツグンです。
「指先がかじかまない!」と楽天でもかなり高評価です。
ダイビンググローブ②|夏用
AquaLung マリングローブ
画像出展:AquaLung
3シーズン使える厚さ2mmのジャージ素材グローブです。
伸縮性が高い素材を採用しているので、指先の自由度も高く、着脱が楽ちんです。
手首はマジックタイプなので、水の侵入をしっかり防げます。
楽天でもかなり高評価で、購入者が多い人気グローブです。
ダイビンググローブ③|フォト派用
Bism カメラマングローブ
画像出展:楽天
水中写真を楽しむダイバーのためのグローブです。
カメラ操作のために、右手の親指・人差し指部分が大胆にカットされています。
伸縮性のある厚さ1.5mmのネオプレーン素材グローブで、自由度と防寒度が高いです。
ダイビンググローブ④|滑り止め用
MORGEN SKY ダイビンググローブ 3mm
画像出展:Amazon
ネオプレーン素材の伸縮性×グリップ力に優れているグローブです。
真冬の防寒はもちろん、水中撮影するときの器材の掴みやすさはバツグンです。
ダイビンググローブ⑤|レディース用
cocoloa ショートグローブ
画像出展:Rakuten
3シーズン使用できる厚さ2mmのジャージ素材グローブです。
手首部分がショート丈なので着脱がしやすく、ダイブコンピューターも見やすいです。
色もオレンジ・ブラック・ピンク・ターコイズの4種類と、可愛さ満点のデザインが豊富です。
ダイビンググローブの代用品「軍手」
ダイビンググローブは「軍手」でも代用できます。
夏場は防寒の必要性がないので、ケガ防止の目的のみで使えます。
ただし着脱しにくいというデメリットがあるので、そんなに高くないダイビング専用グローブを買ったほうがお得だと思います。
ダイビンググローブはワークマンでも買える!
画像出展:ワークマン公式
実は作業服で有名な「ワークマン」でもダイビンググローブが買えちゃうんです。(ダイビング専用というよりは、マリンアクティビティ用ですが…)
真冬にぴったりの「ネオプレーン素材」が採用されたグローブです。
完全防水で特殊加工により握りやすく、乾きやすいのが特徴です。
お値段も1,936円と格安なので、冬用のグローブを安く手に入れたい人にはおすすめです。
ダイビンググローブが禁止されている海域
特に海外に多いことですが…
ダイビンググローブの着用が禁止されている海域もあります。
主な理由は自然保護です。
グローブを着けているからといって、おかまいなしに海洋生物や岩に触れて生態系を傷つける行為を防ぐためらしいです。
海外だとグローブを着けているだけで非難される可能性もあるらしいので、気をつけましょう。
慣れてきたら素手でダイビングをすることを考慮してもいいかもですね。
いかがでしたか?
欲しいダイビンググローブは見つかりましたか?
初心者の方や水中でバランスが取れない方はグローブを着けることで身を守れます。
ただし海外では非難される可能性もあるので諸々注意しましょう!