こんにちは!!!
ダイエット目的でジムに通い始めたけど、ついつい食べ過ぎちゃうCENAです♪
アメリカにいると日本食が恋しくなりますよね。
特に冬になると、モツ鍋のぷるぷるもつとスープでビールをぐびっと飲みたいですね。
本記事では以下5点について解説します。
- アメリカでモツを購入できる場所
- アメリカでぷりぷりもつ鍋を再現する方法
- アメリカでよく見かけるモツ4種類
- モツの下処理・下茹で方法
- 【おまけ】AmazonUSAで買えるもつ鍋スープ
筆者の私は2018年11月にアメリカに来ました。
既に2回モツ鍋食べたい衝動にかられたので、アメリカで2回モツを購入経験があります。
実体験をもとに、わかりやすくアメリカのモツ事情を解説します。
アメリカでモツを購入できる場所
アメリカ人はモツを食べる習慣がないので、
アジア系スーパー or メキシコ系スーパーに行くと手に入りやすいです。
中国人・韓国人・メキシコ人はモツを食べる習慣があります。
3国のモツを使った代表料理はこちらです。
中国:「モツ炒め」
韓国:「コプチャンチョンゴル(韓国風モツ鍋)」
メキシコ:「タコスの詰め物」
メキシコ人移民が多いテキサス州などでは、一般のスーパーでモツを購入することもできます。私が利用するテキサス州のスーパー『HEB』ではモツが購入できます。
※日によって品揃えは異なります
Amazonでも発見しました。
どうしても必要なときはAmazonで買えばいいと思います。とはいえ、モツをネットで購入するのは少し勇気がいりますね。
アメリカでぷりぷりもつ鍋を再現する方法
アメリカでぷりぷりもつ鍋を再現するには、鮮度のよい『国産牛・生モツ(小腸)』を手に入れる必要があります。
臭みや脂を落とすために下茹でが必要なモツでは、ぷりぷり感や甘さがあるモツ鍋を作ることは不可能です。
残念ながら、アメリカでぷりぷりモツ鍋を食すのはかなり難易度高めかもです。
スーパーで売っているモツにはこんな注意が書かれています。
要は「病気には気をつけてね〜」ということです。
衛生的にも、アメリカで買うモツは下処理・下茹では必要そうです。
アメリカでよく見かけるモツ4種類
アメリカでよく見かけるモツ4種類と用途を紹介します。
モツは英語でなんていう?
モツは英語で『Tripe(トライプ)』と言います。たまに『Tripa(トリッパ)』と表記されているものを見かけますが同じ意味です。Tripaはスペイン語です。メキシコでよく食べられる部位なのでメキシコ人が親しみやすいようにTripaと表記されていることが多いです。
1. 牛の小腸(Beef Tripa / Tripe)
下処理が必要なのでぷりぷり感は出せませんが、4つの中では一番モツ鍋に向いています。
その他もホルモン炒め、モツ煮込みetc. 幅広い用途で使えます。
ちなみに、私は小腸でモツ鍋を作りました。ぷりぷりは無理でしたが、かなり美味しくできてビールと一緒に満足できました。ただ、サイズを小さく切り過ぎたのでかなり小さいモツ鍋になってしまったのが残念ポイントでした(笑)
以下は、小腸の下処理の時のコツ3つです。
- 小腸の中までしっかりと洗いましょう
結構ゴミが出てきます。 - 食べやすいサイズに切る
下茹で前に、食べやすい大きさにハサミで切るときは気持ち大き目に切るとGOODです。下茹ででかなり縮みます。 - 脂も切り落とす
ホルモン焼き、モツ鍋に使うときは脂を気持ち多めに残すといいです。モツ煮込みに使うなら、脂はほぼ全部切り取っちゃってもいいです。個人の好みで切り取る脂の量は調整してください。キッチンハサミが切りやすいです。
小腸の洗い方は、必要な方は下の動画を参考にしてください。
2. 牛のウルテ・フエガミ(Beef Tripa / Tripe)
気管の軟骨にあたる部位です。聞き馴染みのない部位ですが、日本では珍味ホルモンらしいです。
生で食べるのは難しいのでホルモン焼きに向いています。
モタ〜という感じの脂っこさなのでモツ鍋には向いてなさそうです。ホルモン焼きで食べるのは本当に美味しかったです。ビールとよく合います。
3. ハチノス(Honeycomb Tripe)
まだ買ったことがないですが、煮込みや炒めものに合うホルモンです。
画像出展:鶴橋ホルモン本舗
聞き馴染みがある部位ですね。テキサス州のスーパーでは一番よく目にするモツです。
4. シビレ(Sweet Breads)
牛の胸腺と膵臓で、白子のようなふっくらとした味わいが特徴です。
画像出展:野毛ホルモンセンタースタッフブログ
柔らかく滑らかな食感があります。フランス料理やイタリア料理などでよく使われるそうです。
この4つの中だと、個人的には牛の小腸が一番調理しやすいです。モツ煮込みが最高に美味しくできました。
モツの下処理・下茹で方法
下茹で方法は探せばネット上にゴロゴロあるので、一番やりやすい方法で行ってください。
用意するもの
- 塩
- ★ねぎ(青い部分)
- ★生姜(スライスでもすりおろしでもどっちでもOK)
- ★酒(1.5〜2回しくらい)
- お湯
手順
- 塩を揉み込みよく洗う(1〜2回)
- 食べやすサイズにカットする。(小腸の脂をカットするならこの時にカットする)
- 沸騰させたお湯に★とモツを入れて15~20分アクを取りながら煮込む
- 一度ザルにあげてから、3を繰り返す
塩の代わりに小麦粉を使うやり方があります。
小麦粉でやったほうが、気持ち綺麗に下処理できるな〜って感じです。アメリカは小麦粉が安いので小麦粉で下処理した方がコスパがいいかもです。
私は下茹で2回で臭みが気にならなくなりました。臨機応変に下茹で回数は変更してください。
【おまけ】AmazonUSAで買えるもつ鍋スープ
モツ鍋のスープは醤油ベース・塩ベース・味噌ベースetc. があります。
各々お好みのスープがあると思うので、クックパッドなどで調べていい感じのスープで美味しいモツ鍋を召し上がってください。
とはいえ、サクッと作りたい方やスープで失敗したくないという方はスープベースを購入するのもありだと思います。
日本食スーパーやアジア系のスーパーで売られているかもしれませんが、もし見つからなかったらAmazon USAで見つけた上の商品を参考にしてください。
あと、たいていの人は必要ないと思いますがAmazon USAでは土鍋も売っています。
土鍋じゃなくても鍋はできます。とはいえ、鍋の雰囲気を楽しみたいという方は1つあってもいいかもしれないですね。