アメリカの携帯、スマホの購入方法と契約手順【3つ紹介します】

Phone,アメリカ生活

これからアメリカでスマホ、携帯の購入をする方へ

こんなお悩みはございませんか?

「アメリカでスマホ購入をしたいがどういう契約形態なのかわからない」
「できればオススメのキャリアを教えて欲しい」
「英語が苦手だから不安だ」
「必要書類はなんだろう」

本記事では以下4点についてわかりやすく解説します。

  1. アメリカの携帯・スマホの購入方法と契約手順
  2. スマホ購入後にやっておくべき事
  3. アメリカの携帯キャリア会社
  4. アメリカ生活に慣れ始めたら、格安SIMを検討し始めよう

 

筆者である私は、2018年11月に渡米してきました。

到着後2日目につたない英語で主人と協力しながら無事スマホ購入をしました。

実際の契約は想像していたよりもシンプルなもので、15分ほどで終わりました。その時の経験も基に解説しているので役立つと思います。

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アメリカの携帯・スマホの購入方法と契約手順

アメリカの携帯・スマホの契約形態(プリペイドとポストペイド)

アメリカでスマホ購入する時の契約形態は2つあります。「プリペイド(先払い)」と「ポストペイド(後払い)」です。

基本的に日本人は『プリペイド』でしか契約できません(※例外あり)。

なので、特に深くは考えずに プリペイド で契約するのが簡単です。

 

なんでポストペイドで契約できないの?

ポストペイドは、契約を結ぶ前にある条件を満たしている必要があります。

各携帯電話会社は下記3つを基準に購入者を審査します。

この審査に通らないポストペイド契約はできません。

  1. SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)
    アメリカの社会保障番号です。学生ビザの人は貰えません。②のクレジットスコアもSSNで管理されています。
  2. クレジットスコア
    アメリカのクレジットカードの支払履歴です。一定スコアより低い人は審査落ちします。日本のカードは対象外です。
  3. アメリカの住所証明
    出張でホテル暮らしの方は無理です。

渡米したての日本人がポストペイドで契約するのは非常に困難です。

 

※例外

高額なデポジット(保証金)を払えばポストペイド契約ができるキャリアもあります。アメリカ大手通信キャリアの1つ『AT&T』のデポジットは$250-$750と一番高い金額で有名です。12ヶ月間きっちり期限厳守で携帯料金支払いをした場合のみ、12ヶ月後にデポジットを返金してくれます。

 

アメリカの携帯・スマホ・SIMの購入方法

アメリカの携帯・スマホ・SIMの購入方法は3つあります。

  1. 店舗購入
  2. 家電量販店
  3. 日本で事前購入

 

① 店舗購入

直接店舗で購入する方法です。

店舗で携帯(スマホ)端末を選び、プランを選ぶだけです。

以下は私の購入体験です。

 

私が購入したAT&Tの店舗では、入り口に店員さんが立っており、まず要件を尋ねられました。

「プリペイドの携帯を契約したい」旨を伝えると、担当者が空くまで少し待っててくれと言われ数分間待機。私たちの番になると、早速携帯の端末選びにエスコートしてくれました。

端末が決まると次はプランの選択。
料金と容量を説明してくれるので、自分にピッタリのプランを選択しました。

その後は身分証明(パスポート可)の提出・支払い・サイン・PIN番号設定etc. と店員さんの指示通りに進めれば完璧!10〜15分程ですぐ使える状態の携帯GETできました

※要件を尋ねられた段階で「プリペイド」を強調してスマホを買いたい旨を伝えれば、審査が何やらetc.のわかりにくい英語でのやり取りがなくなるのでスムーズです。

 

事前に購入したい機種を選んで行くとよりスムーズに進みます。

機種関連の英語のやり取りをする必要もないです♪

私はこだわりがなかったので店舗で最安の機種を購入しました。

 

家電量販店で購入

携帯電話会社ではなく、一般の家電量販店で購入する方法です。

正直この方法が一番簡単だと思います。
オススメはアメリカの大手家電量販チェーン店『BEST BUY』です。

店内にはプリペイドスマホコーナーがありキャリア毎に商品が陳列されています(格安キャリア含む)。

端末とプランを選び、店員さんに伝えるだけで購入できます。

購入時にカウンターで開通手続きをしてくれる事もありますが、希望しない場合は「自分で開通する」と伝えましょう。

オンライン開通手続は商品に付属している説明書通りの手順で行うだけなので簡単です。

 

日本で事前購入

渡米前に、日本で事前に購入・受け取りをする方法です。

申込〜解約まで全て日本語対応で行なっているサービスもあります。

【アメリカ現地で購入・契約をする事に抵抗がある方】や【英語に自信がない方】は、このようなサービスを利用して渡米前に通信手段をGETしておくと安心できそうです。

以下で、事前にアメリカの携帯・スマホを購入&契約できる2つのサービスと特徴をまとめました。詳細は各公式HPでご確認ください。

  1. アメスマ
    安心の日本語サポート・電話、動画SNSし放題プラン有り・契約は1ヶ月毎の更新・SIMのみ購入プランも有り(日本のスマホをアメリカでも使うプラン)
  2. ハナセル
    ネットで即購入可・日米送料無料・申込〜解約まで日本語対応・日米どちらでも使用可能・月$9.99〜プラン有り

 

アメリカの携帯・スマホ契約時に、必要なもの

プリペイド購入時に、必要なものは以下7つのみです。

非常にシンプルな手続きで購入できます。

  1. 身分証明書(パスポート可)
  2. 名前
  3. 誕生日
  4. 住所
  5. 家の電話番号
    なくてもOKです。奥さんか旦那さんの番号がある場合はどちらかの番号でもOKです。
  6. PIN番号
    開通手続き時に設定をします。
  7. クレジットカード

 

店舗で購入すると、店員さんに「会員登録をして毎月の支払いを『自動引落し(Auto Pay)』にするか?」と聞かれます(後からオンラインでも設定可能です)。

希望する際はクレジットカード情報を登録してもらうことになります。

 

アメリカで携帯・スマホの契約(購入)時に使う、必要最低限の英語

プリペイドの携帯購入時に使う英語は非常にシンプルです。

携帯購入以外のシチュエーションでも頻出する一般的なフレーズを使うだけで購入可能です。

実際に使う英単語、フレーズは以下の記事で紹介しています。気になる方は参考にしてください。

携帯を契約する時に使う英語【例文付きです】
これからアメリカでスマホ、携帯の購入をする方へ こんなお悩みはございませんか? 「アメリカの携帯(スマホ)をする時に使う英語を知りたい」 「できれば実際の店員さんとのやりとりでどんな会話(英語)が出てくるのか知りたい」 本記事では以下2点を解説します。 携帯を契約する時に使う英単語 携帯を契約する時に使う英語フレーズ 筆者の私はアメリカ到着2日後にアメリカのスマホ契約をしました。 ※アメリカの携帯契約の手順は以下の記事を参考にしてく...

 

アメリカで携帯・スマホの契約後に、やっておくべき事

プリペイドの支払い方法は2つあります。

  1. 直接店頭に出向き、SIMカードに金額チャージ(支払う)する
  2. オンライン登録して、毎月自動引落とし(Auto Pay)設定する

アメリカで携帯・スマホのプリペイド契約後は、②の『オンラインで毎月の先払いを自動引落とし』に設定する事を強くオススメします。

万が一、月初に「支払いを忘れた!」となってしまうと、せっかく買ったスマホも一切使えなくなってしまいます。

特に外出先でいきなり電話もネットも使えなくなったら、非常に不便だし、かなり不安な経験をすることになってしまうかもしれません。

 

直接キャリア店舗で購入する場合は、店員さんがその場で自動引き落とし設定するか尋ねてくれるので、この時に設定をお願いするといいでしょう。

店頭で設定してくれなかったり、店舗購入以外の方法でSIMカードを購入した方はオンラインで簡単に設定できるので購入したその日に設定を済ませちゃいましょう。

上記画像のようにオンラインマイページで簡単にON/OFFできます!

 

アメリカの携帯通信キャリアの比較

アメリカの大手通信キャリアを紹介します。

各社のプランは公式HPで簡単に比較できるので、必要に応じてどこのキャリアを利用するか選択してください。

◾️アメリカの大手通信キャリア

日本でいうdocomo, Softbank, auといった所です。

 

アメリカの携帯通信キャリア別の、ネットワークカバー範囲

大手通信キャリアといっても各社でネットワークのカバー範囲が異なります

アメリカ国土はとても広いので「人がたくさん住んでいる地域しかカバーしないぞ!」という会社もあるようです。

 

以下の画像は、各社のネットワークカバー範囲です。

4キャリアのカバーエリア
画像出展:「アメリカの通信キャリア事情|アメスマ」

 

滞在中にアメリカ横断したい、田舎や大自然にも遊びに行きたいという方はほぼ全米をカバーできている「Verizon」か「AT&T」の2社から選ぶとGOODです

 

アメリカの携帯契約では、格安SIMよりも大手を選ぶべき理由2つ

近年日本でも注目を浴びている格安SIM。

アメリカでは日本より先に注目が集めっていたことから、格安SIMの普及率は日本よりも高いです。

以下はアメリカの格安SIMです。

◾️格安SIM

 

アメリカ生活で通信費を抑えたい方は格安SIMの選択がベストかもしれませんが、渡米したての場合は無難に大手通信キャリアでSIM購入をする事をオススメします。

理由は2つです。

  1. 月々の値段に大差がない
  2. 通信速度の変化が激しい

 

① 値段に大差がない

この点はかなり個人的な意見になってしまいますが、月々の値段に大差はありません。

私は大手通信キャリアのひとつ「AT&T」を使っています。

データ通信量:12GB(12GB以上利用すると翌月まで低速度通信)
料金:$40/月(本当は$50ですがAuto Pay設定で毎月$5やすくなっています)
アメリカ国内で電話通信、テキストし放題

 

一方格安SIMはというと、「H2O」を例にあげましょう。

データ通信量:3GB(3GB以上利用した場合は2GBまで低速度通信)
料金:$30/月
アメリカ国内で電話通信、テキストし放題

 

もちろん他にもプランはありますが、上2つの例を見ると大手通信キャリアのがよく見えちゃいますね。

 

②通信速度の変化が激しい

格安SIMは地域や時間帯によって通信速度の変化が激しいです。

格安SIMサービスプロバイダーは、大手通信キャリアから回線を間借りしているだけなので、受け入れるしかない現実です。

夕方や夜など人々のネットワークへのアクセスが集中する時間帯などは全く通信できなくなってしまうなんてこともあります。

私は日本にいる時、LINEmobile(格安SIM)を使っていましたが、夜になるとデータ通信速度がかなり遅くなってイライラしてたのを覚えています。

 

渡米したては、不安な事も多くネットの情報を頼りにしながら生活する事が多くなります。

なので確実にネットに繋がる環境を確保するために大手通信キャリアを選ぶのがベターです。

 

【2019年11月更新】アメリカ生活に慣れたら、格安SIMを検討し始めよう

アメリカ-格安sim

アメリカ生活に慣れてきたら格安SIMを選択肢に加えて通信費の見直しなどをするといいかもしれません。

私はアメリカに来て1年が経ったので、ついに格安SIMに乗り換えました。なんと月の通信費が 約$30/月 も安くなりました(夫婦2人で$60/月)!

外食1回は行けますね。

詳しくは[アメリカで格安SIMにしたら、携帯代が$30/月安くなりました!]で解説しています。大手キャリアから格安スマホへの乗り換え手順も写真付きで解説しているので、気になる方は参考にしてください。

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